2022.09.22.
171人が卒業・修了 大学卒業式と大学院学位記授与式(春学期)を挙行

学位記授与

学位記授与

2022年度春学期の大学卒業式と大学院学位記授与式が9月16日、西宮上ケ原キャンパスの中央講堂であり、大学からは118人、大学院からは修士学位記9人、専門職学位記42人、博士学位記2人、計171人が社会へと旅立ちました。

村田学長による式辞

村田学長による式辞

式辞で村田治・学長は、新型コロナウィルス感染拡大の先行きが不透明であることやロシア政府のウクライナ侵攻による急激な円安など日本を取り巻く状況などを説明。「マーケット重視の個人主義から、テレワーク等の経験によって、『人のために貢献したい』『社会を良くしたい』と考える若者が増えていると言います。この考え方はスクールモットー“Mastery for Service”そのもので、皆さんが関西学院大学で学んだ知識や生き方が今まさに求められています」と話しました。「皆さんには無限の可能性があります。既存の考え方にとらわれることなく、困難にも真正面からチャレンジしてください。地球規模の課題を絶えず念頭に置きながら目の前の仕事との関係を意識し、学び続けることで常に自己を鍛えて、世界人類に貢献するという使命を忘れないでほしい」と激励しました。

中西院長による祝辞

中西院長による祝辞

祝辞で中道基夫・院長は、詩編121編1-8節の「どうか、主があなたを助けて 足がよろめかないようにし まどろむことなく見守ってくださるように。」に触れ、「私たちはこれから自分がどれほど頑張ってもどうにもならないこと、友達も仲間も家族も助けることができないことに出会うことがあります。その時にこの言葉を思い出してください」と述べました。また「皆さんは卒業していきますが、キャンパス、仲間、ゼミ、先生との交わりへと帰って来てください。皆さんが関西学院を出で立つのも帰るのも、神様が見守ってくださるようにとお祈りしています」などと語りかけました。

式典の後、卒業生、修了生らは晴天の中央芝生に集まり、仲間と写真を撮影したり、会話を楽しみました。

時計台前に集まる卒業生ら