2022.07.28.
KGキャリア入門LIVE‼=The Last Episode= 西宮上ケ原キャンパスで実施

612名が参加(内、449名はオンライン)

登壇者の皆さん

登壇者の皆さん

上ケ原キャンパスで7月23日、「KGキャリア入門LIVE!!=The Last Episode=」が開かれました。14名の多様な卒業生のキャリアから学び、自分なりの価値観を見つけるきっかけを与える「KG キャリア入門」の特別な総括として、履修者限定で本イベントは開催されました。当日、会場には約163名の学生が参加し、オンラインライブ配信も含め、計612名が自分自身のキャリアや人生を見直す機会に集いました。2022年から新たに開講されたキャリア科目「KGキャリア入門」は、各分野で活躍している14名の著名な本学卒業生(オリックス株式会社 シニア・チェアマンの宮内義彦氏や小説家の塩田武士氏等)に、学生時代のエピソードや現在の仕事について語っていただくオンデマンド型の新しい動画授業。7,402名の学生が受講する大人気科目となりました。

KG Career Episode15

中央講堂でのイベントの様子

中央講堂でのイベントの様子

イベントは四部構成となっており、第一部では、梅山茜氏(フリーアナウンサー)と吉松亮輔氏(KGキャリア入門 担当教員)が司会を務め、KG Career Episode15が行われました。今までインタビュアーとして14名の卒業生の聴き手を担っていた森隆史キャリアセンター長のこれまでのキャリアの歩みを掘り下げる形で展開し、複数の企業経験など、森センター長の多様なキャリアが紹介されました。また、社会人としての軸を問われた森センター長は、「仕事はグループワーク。チームが大変な時こそ、厳しい場所に留まり、その壁を乗り越える。」と話し、学生にエールを送りました。

森隆史キャリアセンター長と小西美穂・総合政策学部特別客員教授の対談

対談風景

対談風景

第二部では、森センター長と小西先生が、お互いの「4月からの新しい挑戦」をテーマに対談が行われました。お二人の共通点として、本学の中でもトップクラスの履修者数を有する人気科目をそれぞれ担当しており、授業運営において苦労を感じながらも、学生ファーストで授業に向き合う思いが語られました。その中でも、小西先生は、はじめてのことに挑戦する際に大切にしている考え方について、「はじめてのことは1回切りで、自分史の中でもそれは、ニュース。はじめてであるからこそ、周りを巻き込みやすく、助けてくれる人もいる。だからこそ、当事者として突き抜ける努力をしてほしい。」と学生たちに語りかけました。

学生から質問も多く寄せられた

第三部では、質疑応答、四部では森センター長による授業の総括が行われ、質疑応答では会場から多くの質問が寄せられました。今後のキャリアについて聞かれると、小西先生は「世の中がこれだけ変化している今、様々なことが偶然にやってくる。とにかく目の前のことと前向きに本気で向き合うことで、偶然道が開けることがある。」と持論を展開しました。その考え方に森センタ―長も「偶然というものをどれだけ意味付けできるかが大切。だからこそ、私も今この瞬間を大切にすることで、これからも求められる人材でいたい。」とコメントしました。また、イベント終了後には、登壇者4名への「質問会」と、キャリアセンター職員との「なんでも相談会」が実施され、イベント終了後にも関わらず、多数の学生が積極的に参加していました。参加者からは、「対面でのイベントで、マスクをしていても先生方の生き生きとしたパワーを感じ、自分も負けていられないと思った。」や「若者にとって希望を持ちにくい世の中であると感じるが、その中でも自分の希望を見つけて、行動していきたい。」等の前向きなコメントも寄せられました。