2022.04.28.
校歌「空の翼」が響く 神戸三田キャンパス町名変更を記念するセレモニー

関西学院大学神戸三田キャンパス(KSC)の町名が「学園2丁目」から「学園上ケ原1番」に変更されたことを受け、記念セレモニー「Let’s Sing 空の翼」を4月25日、KSCアカデミックコモンズ前広場で開催しました。KSCの学生ら約100人があつまり、応援団総部、グリークラブによる歌唱指導のもと、校歌「空の翼」を歌いました。 

校歌「空の翼」は1933年、北原白秋(作詞)と同窓の山田耕筰(作曲)によって作られました。以来、入学式や卒業式などのさまざまな式典、体育会・運動部などの試合や文化活動等を通じて歌い続けられています。歌詞で盛り上がる部分には西宮上ケ原キャンパスが所在する地名「上ケ原」が使われており、KSCの学生から「他キャンパスのことになるため自分ごとになりにくい」との声が上がっていました。この状況を受け、村田治・学長が三田市の森哲男・市長にキャンパスの町名変更を要望。2021年12月17日の三田市議会本会議で、町名変更に関する「町の設定及び区域の変更について」の議案が可決されました。 

当日のセレモニーでは村田学長が「町名変更へ多大なご尽力をいただいた市長に感謝したい。学生の皆さんには、校歌を歌い続けて欲しい」と挨拶し、森市長に感謝状を授与。これを受けて森市長は「新しい街が三田にできた。全市民で歓迎する」と話しました。その後、応援団総部やグリークラブによる学生への歌唱指導が行われ、参加者が歌唱。歌詞を見ながらも、自分の口で歌う学生の姿が印象的でした。 

2021.12.17. 神戸三田キャンパスの町名、「学園上ケ原」に変更関連ページへのリンク