2022.03.01.
アントレプレナー育成等を目的に、みなと銀行と連携協定締結

 関西学院大学は3月1日、関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(武市寿一社長、本社・神戸市)と、「産学連携協力の推進に係る協定」を締結しました。アントレプレナー(起業家)の育成や将来性のある研究と企業ニーズのマッチングなどを目指すもので、相互に協力しながら、地域産業の活性化を図っていくことにしています。

 連携協定は、①人材育成に関する事項②新たな産業創出に関する事項③大学の研究シーズと企業ニーズのマッチングに関する事項④まちづくり等の地域活性化に資する事項⑤その他本協定の目的を達成するために必要な事項――の5項目。

 協定締結にあたり、村田治学長は「協定で本学が力を入れたいのは、人材育成と新たな産業の創出。共通項としてはアントレプレナー、ベンチャー企業の育成にある」と説明。「今後は、県内の企業と大学がいかに協力していくかが重要」と話し、連携講座の開設や理系の研究シーズ(種)と企業ニーズのマッチングなどを通し、兵庫県の発展に尽くしたいという希望を語りました。

 みなと銀行の服部博明・代表取締役会長は、協定をもとに、本学の学生に兵庫県の企業を知ってもらうための連携講座を開設するとともに、起業を目指す本学の学生向けに起業支援窓口を設置すること、研究シーズと企業ニーズのマッチングに取り組んでいくことを紹介しました。