気候変動リスクの情報開示を巡る国際基準を検討する国際サステナビリティ基準審議会（ISSB）が発足したことに合わせ、日本でも財務会計基準機構（FASF）のもとに日本サステナビリティ基準委員会（SSBJ）が設立されることになり、その設立準備委員の一人に、本学の阪智香・商学部教授が選ばれました。FASFが12月20日、公表しました。

　ＳＳＢＪは、ＦＡＳＦのもとにある企業会計基準委員会（ASBJ）と同じように、気候変動リスクなど国際的なサステナビリティ開示基準の開発に対して意見発信を行ったり、国内基準の開発を行うための体制を整備したりする役割を担うもので、2022年7月に設置される予定です。設立準備委員会は11人で構成され、阪教授は学識経験者として選任されました。

　阪教授は会計学が専門。主に環境会計、ESGディスクロージャーなどを研究しています。

※財務会計基準機構　サステナビリティ基準委員会（SSBJ）の設立及びSSBJ 設立準備委員会の設置について
　 https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/news_release_20211220_02.pdf