2021.12.19.
甲子園ボウル4年連続32回目の優勝 アメフット部47ー7で法政大下す

アメリカンフットボールの全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝「第76回毎日甲子園ボウル」が12月19日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、西日本代表の関西学院大学ファイターズは、東日本代表の法政大学オレンジと対戦。先制した関西学院大学は終始ゲームを支配し、47-7で4年連続32回目の優勝を果たしました。

第1Q(クオーター)開始1分27秒、ファイターズは、前を行く2人のナイスブロックを生かしてRB27齋藤陸選手(総合政策学部4年生)が左オープンを突き、先制TD(タッチダウン)を決めます。第2QにK16永田祥太郎選手(法学部4年生)が2本のフィールドゴールで差を広げ、13-0で前半を終えました。

第3Q、ファイターズは42ヤードのTDを許すも流れを譲りません。守備陣が相手の攻撃を次々に封じると、攻撃陣も奮闘します。WR/RB7前島仁選手(社会学部2年生)のTDで再び得点すると、その後は多彩な戦術で猛攻しました。

終了直前、ファイターズ側のスタンドから「3、2、1」という恒例のカウントダウンが響き渡り、「0」と同時に選手とスタンドは歓喜に沸きました。合計47点を奪い、盤石の勝利で日本一に輝きました。

試合後、DL95青木勇輝主将(商学部4年生)は「今日は部員全員がチームを鼓舞してくれた。ディフェンス陣もよく頑張ってくれたと思う。ここまで様々な壁を乗り越えてきたので、この勝利はすごくうれしい」と話しました。
大村和輝監督は「選手がよく頑張った。課題だった守備に関して、前半はやられた部分もあったが、後半はしっかりできていた。今年最後の試合としては良い内容だと思う」と振り返りました。

関西学院大学 7-6-10-24=47
法政大学 0-0-7-0=7