2021.12.10.
黒原拓未さん「安定感のあるピッチャーに」~広島カープの入団記者会見で

背番号は大野豊さんがつけていた「24」に

黒原拓未さん

黒原拓未さん

 本学硬式野球部の黒原拓未さん(社会学部4年)がドラフト会議で1位指名を受けたプロ野球広島東洋カープの新入団選手発表記者会見が12月10日、広島市内のホテルでありました。新入団選手11人(育成契約も含む)の中央、球団オーナーの隣に座った黒原さんは「勝つために必要だと思ってもらえる選手、安定感のある投手になりたい」と抱負を語りました。背番号は、最優秀防御率2度、沢村賞などの受賞歴がある左腕、大野豊さんがつけていた「24」に決まりました。

ユニフォームを着て佐々岡監督と握手

ユニフォームを着て佐々岡監督と握手

 黒原さんは左腕の本格派投手。対戦してみたい選手には、学生時代に何度も対戦したという阪神の佐藤輝明選手、同級生となるヤクルトの村上選手をあげました。「いまの段階では(打ち取ることは)難しいと思うが、キャンプを含めて少しずつレベルアップしていきたい」と話しました。背番号24については「大野さんというすごい選手がつけられていたので、汚さないように、名に恥じないように頑張りたい」と強調、大野さんのように長い年月活躍できる選手になりたいと述べました。また、この2年、新人が活躍していることについて聞かれると、「学ぶことが多いと思う。話を聞いて吸収して、(1年が)終わったときに、新人王を狙われる場所にいれたらいい」と語り、ファンに向けては「球団のために力の限り、腕を振りたい」とアピールしました。