2021.11.19.
総合政策学部の学生制作のドキュメンタリー 「地方の時代」映像祭で奨励賞

『関西学院大学混声合唱団エゴラド~コロナ禍の軌跡2020~』

 総合政策学部メディア情報学科の学生が中心になって制作したドキュメンタリー作品『関西学院大学混声合唱団エゴラド~コロナ禍の軌跡2020~』が、第41回「地方の時代」映像祭2021の市民・学生・自治体部門で奨励賞を受賞しました。新型コロナウイルスの感染拡大が続く2020年秋、さまざまな制約を受けながら定期演奏会に向けて練習に取り組む「エゴラド」の部員たちの姿を追った作品。11月13日、関西大学で贈賞式があり、制作グループの杉本星さん(メディア情報学科3年)らが賞状などを受け取りました。

制作した総合政策学部の学生たち

制作した総合政策学部の学生たち

 制作したのは、杉本さんのほか、メディア情報学科の上田愛未さん、須山あをさん、木下直也さん、国際政策学科の今村祐望さん(いずれも3年)。メディア情報学科の津田睦美教授が指導するハンズ・オン・ラーニング科目「メディア制作演習(表現)」の課題として、昨年秋学期に取り組んだものです。当初は約10分の映像でしたが、1月の公開審査会で高い評価を受けて学外のコンクールに出品することになり、約14分に再編集されました。新型コロナが大学に与えた影響や「合唱=飛沫」というイメージが先行したことなどの描写から始まり、12月の定期演奏会に向けて活動を続ける混声合唱団「エゴラド」のメンバーに密着して記録しています。部で定めたガイドラインに沿った感染対策として、指揮者を中心に円になった部員が全員、外側を向き、マスクをつけて練習する姿や、オンデマンドによる練習風景などを織り込み、困難に立ち向かう部員たちの声を紹介。そのうえで、合唱に向いたオリジナルマスクを作る試みや定期演奏会に客を入れるかどうかで大学側と協議が続いたことなども説明し、有観客で開催できた12月下旬の定期演奏会、部長らによる振り返りのインタビューなどを織り込んでいます。

 杉本さんは「最初は作るのに必死でしたが、合唱に対する熱い思いでエゴラドの皆さんが活動され、苦難を乗り越えて定期演奏会に挑戦する姿に私も影響を受けました。同じ⼤学⽣の⽬線から伝えることで、同じ境遇にある学⽣や社会の励み、希望にしてもらいたいという思いで取り組みました。大変だったけど、賞をいただき、自信になりました」と振り返っています。一方、エゴラドの正指揮者(当時)で学生部長の守屋太郎さん(文学部4年)は「できると思っていなかった定期演奏会で仲間と一緒に歌えたことを記録してもらい、さらに奨励賞を受賞されたという報告を受けて、うれしかった。厳しい状況を乗り越えて今があることを自分たちの記録として、1年生や今後入って来る学生たちに伝えていきたい」と話しています。

※第41回「地方の時代」映像祭2021 ホームページ
https://www.chihounojidai.jp/