2021.11.13.
磁石の中の竜巻(スキルミオンひも)の三次元形状の可視化に成功~新しい磁気情報処理手法の開拓に期待~

鈴木基寛・工学部教授と東京大学、京都大学などの研究グループ

 関西学院大学工学部の鈴木基寛教授と、東京大学大学院工学系研究科の関真一郎准教授、京都大学化学研究所の小野輝男教授らの研究グループは、磁性体中の電子スピンが作る竜巻構造「スキルミオンひも」の三次元形状を可視化することに、世界で初めて成功しました。この成果は、これまで実験的に未解明だったスキルミオンひもの三次元形状を直接観察するための画期的な新手法を提示するものです。従来の研究で見落とされてきたスキルミオンの「もう一つの次元」の自由度を上手く活用することで、全く新しい磁気情報処理手法の開拓につながることが期待されています。

 この研究成果は11月11日(英国時間)、英国科学誌「Nature Materials」オンライン版に掲載されました。

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