プロ野球新人選手選択会議（ドラフト会議）が10月11日、東京都内であり、本学硬式野球部の黒原拓未さん（投手、社会学部4年）が、広島東洋カープから1位指名を受けました。指名を受けての記者会見に臨んだ黒原さんは「1位で評価してもらえたのはうれしい」「ここで終わりではなく、通過点とし、向上心をもって上のステージにいきたい」などと語り、飛躍を誓いました。

　記者会見には、本学からは黒原さんと硬式野球部の中西康裕部長（文学部教授）、本荘雅章監督が出席。オンライン参加も含め24社約60人の記者・カメラマンが集まりました。1巡目としては最後になりましたが、広島東洋カープから指名されると、黒原さんに向かって一斉にフラッシュが浴びせられました。

　会見のあと、報道関係者向けに、カープの赤い帽子をかぶり、ポーズを取って記念撮影。チームメートとして、主将の杉園大樹さん（経済学部4年）、バッテリーを組んでいた捕手の佐藤海都さん（国際学部3年）が壇上に上がり、祝福しました。また、黒原さんは、壇上で和歌山から来られたご両親へも指名を報告し、お礼の言葉を述べていました。

＜黒原 拓未（くろはら・たくみ）＞
■ ポジション：投手（左投げ、左打ち）遠投 110m、50m走 6.3秒
■ 生年月日： 1999年11月29日（21歳）、和歌山県出身、身長 173cm、体重 71kg、胸囲 96cm
■ 高校：智辯学園和歌山高等学校（甲子園出場：2017年夏）
■ 成績：大学1年の2018年度春季リーグ戦で初出場。リーグ戦通算13勝。4年の2021年度春季リーグ戦では、自身最多のシーズン5勝を挙げ、防御率0.70。最優秀選手賞・最優秀投手賞・ベストナインの3冠を獲得した。2018年（1年）と2019年（2年）には関西学生野球連盟代表として、大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦に出場。2019年には決勝戦で先発、優勝に貢献した。
■ 特徴：最速151キロの直球とカットボール、スライダー、チェンジアップなどの多彩な変化球。