2021.10.04.
1人暮らしの罹患学生(自宅療養者)に1週間分の食材を提供します

症状の有無で内容別に~新型コロナウイルス罹患者支援

1人暮らしの罹患者に届けれれる食品。右が有症者用

1人暮らしの罹患者に届けれれる食品。右が有症者用

 関西学院大学は、新型コロナウイルスに罹患した1人暮らしの学生に、10月1日より、1週間分の食材の提供を始めました。罹患者への支援の一環で、症状の有無により、内容は異なります。

 新型コロナウイルスで陽性が判明すると、10日間の療養が必要となり、外出が制限されます。そのため、1人暮らしの学生は食料の確保等に困ることがあり、そうした学生を支援しようと企画されました。内容は、レトルトご飯やカップ麺、牛乳焼きドーナツ、サバみそ煮などの詰め合わせで1週間分。症状がある人には、食べやすい「白がゆ」「梅がゆ」「たまごスープ」「スポーツドリンク」などが加えられ、無症状の人には、代わりに五目おこわやスパイシーカレーピラフ、豚汁などが入ります。いずれも、家族と暮らす学生は対象外となります。

 陽性が判明し、届け出た学生には保健館が状況を確認しており、その後、関西学院大学生活協同組合から宅配便で届けられます。