2021.07.16.
食材提供会に学生487人~米やレトルトカレーなど受け取る

学生団体「繋がり隊」とコープこうべ、同窓会西宮支部が主催、西宮市社会福祉協議会が協力

 仕送りやアルバイト収入などが減っている一人暮らしの学生を応援しようと企画された食材提供会が7月15日、西宮上ケ原キャンパスの関西学院会館で開かれました。西宮市社会福祉協議会が声をかけ、本学などの大学生が集まる学生応援プロジェクト「繋がり隊」と生活協同組合コープこうべ、関西学院同窓会西宮支部が共同で催したもので、訪れた本学の学生487人が、米やレトルトカレー、缶詰などの食材を受け取りました。

 この提供会は、昨年10月に続き2回目。繋がり隊のメンバーやコープこうべ、同窓会西宮支部、同協議会の関係者らがスタッフとして参加。集まってきた学生には、体温を測定したうえで、困っていることなどを尋ねるアンケートに回答してもらい、缶詰、レトルトカレー、ラーメンのうち一つと、お米2キロ、水、消毒液を手渡していました。

 食材を受け取った文学部2年生の小川崇信さん=福岡県出身=は、「アルバイトに入れないことも多く、助かります」。一方、寮に住み、「繋がり隊」のメンバーとして学生に呼びかけていた法学部3年生の真鍋綾太さん=福岡県出身=は「授業はまだオンラインが中心。この企画でいろいろな人とつながりができた。仲間を増やし、この企画を続けていきたい」と話していました。