2021.07.15.
KSCの取り組みを発表した「CAMP×US」が住友電気工業最優秀賞を受賞

日経ウーマノミクス2021シンポジウム SDGs座談会発表コンテスト

発表する森澤一充さん(左)と城島大晃さん

発表する森澤一充さん(左)と城島大晃さん

 総合政策学部3年の森澤一充(もりさわ・ひとみ)さん、城島大晃(じょうじま・だいご)さんが7月13日、大阪市北区のハービスホールで開かれた日経ウーマノミクス2021シンポジウム「Are you ready? SDGsが拓く未来」のSDGs座談会発表コンテストに、「CAMP×US(キャンプ・アス)」というチーム名で出場。神戸三田キャンパス(KSC)で取り組む「ペットボトル削減エコシステム」について発表し、8チームが参加した大学部門で住友電気工業最優秀賞に輝きました。

 2人は、世界の海に流出するプラスチックごみの現状を示したうえで、KSCでのペットボトルの消費量年間27万本をいかに減らすかが課題と考え、エコシステムの取り組みを始めたと説明。仕組みとして、昨年6月に包括連携協定を結んだスノーピークとオリジナルマイポトルを開発し、エンリッションが運営する「BiZCAFE」にマイポトルを持参すれば無料でドリンクが飲めること、会員企業のスポンサー料で運営されるBiZCAFEが、学生と企業とのマッチングの場となっていることを紹介し、「学生にとっては、環境問題やSDGs、キャリアなどに触れられる『生きた学びの場』でもある」と語りかけました。

 そして、この仕組みを考えるために、学生メンバー20人がコロナ禍にあってもオンラインと対面を駆使して議論を重ね、ポトル自体が卒業後も長く使えるように、「学生目線の意見」をスノーピークの開発担当者に伝え、デザインを決定したことや、プロモーションも学生自ら行い、学生に親しみやすい動画を作ったことなども紹介。これまでに、マイボトルをKSCの学生の41%が所持し、BiZCAFEのドリンク提供数が約2万4000杯になり、ペットボトルの年間削減数見込みが85000本を超えることなどを説明し、「私たちは、サスティナブルかつビジネスとしても持続可能なエコシステムで、6つのゴールを目指します。学生、企業、専門家とのパートナーシップで、無理なく社会課題を解決する姿勢を発信するこの取り組みが、みんながHAPPY!になる社会の実現の第一歩になると確信しています」と締めくくりました。

 発表時間は質疑を含め7分。2人は交互に内容をコンパクトに、はっきりとした口調で語りかけました。その結果、このイベントの協賛企業である三洋化成工業と住友電気工業2社から贈られる優秀賞、最優秀賞のうち、住友電気工業の最優秀賞に選ばれました。講評では「違う立場の人たち、企業とコラボして社会課題に向き合い、サイクルを回し、動き始めている。今後に期待したい」と評価を受けました。

Ai活用人材育成プログラムを説明する巳波弘佳副学長

Ai活用人材育成プログラムを説明する巳波弘佳副学長

 シンポジウムでは、大学・企業研究室紹介プレゼンテーションもあり、本学からは巳波弘佳・副学長(工学部教授)がAI活用人材育成プログラムの内容と巳波研究室の取り組みについてわかりやすく説明しました。

 このシンポジウムの模様は8月下旬、日本経済新聞の紙面で掲載される予定です。