2021.06.27.
多田修平選手、陸上日本選手権男子100メートルで優勝 東京五輪出場内定

 陸上競技の多田修平選手(法学部2019年卒、陸上競技部出身)が6月25日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われた東京五輪代表選考会を兼ねた陸上日本選手権の男子100メートルで初優勝を飾り、東京五輪の代表に内定しました。
 決勝で多田選手は6レーンで登場。得意のスタートダッシュで飛び出し、そのまま、ほかの選手に抜かれることなく、トップでフィニッシュしました。記録は10秒15。6月6日に鳥取市で開かれた布勢スプリントで五輪参加標準記録(10秒05)を上回る10秒01(自己ベスト)を記録しており、選手権3位以内が条件だった東京五輪の代表選手に内定しました。

 多田選手は関西学院大学3年だった2017年、10秒07を記録。同年8月にロンドンで開かれた世界選手権に出場し、100メートルでは準決勝で敗退しましたが、第1走を務めた4×100mリレーでは銅メダルを獲得しました。4×100mリレーでは、2018年8月にインドネシア・ジャカルタで開かれたアジア競技大会で優勝、卒業後の2019年8月にカタール・ドーハで開かれた世界選手権では銅メダルを獲得しています。
 代表を勝ち取った東京五輪での活躍が期待されています。