2021.06.18.
「異文化間の価値観の違いがわかった」「プログラム終了後も連絡を取っている」…/オンライン留学の魅力を学ぶ座談会「グローバルダイアログ」に30人参加

短期オンラインプログラム体験談

 海外へ留学に出かけられない状況が続くなか、代わりに実施しているオンライン留学の成果や魅力について語り合う座談会「グローバルダイアログ」が6月9日、オンラインで行われました。文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」事務局が始めた取り組み「SIPS(Staff & Student Initiative for Promoting Study Abroad)」を受けて、国際教育・協力センター(CIEC)が学生と教職員によるプラットフォームを形成。その最初のイベントとして企画されました。

 第1回目のテーマは「短期オンラインプログラム体験談」。今年2~3月に実施した春季外国語研修(オーストラリア、マレーシア)、海外異文化体験セミナー(ベトナム)のプログラムを体験した学生5名と、これから履修を希望する学生約30名が参加しました。

 最初に、オンライン留学を体験した学生たちが、参加した動機や始まるまでの準備、実際に参加して感じたことなど具体的な体験談を紹介。その後、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用して小グループに分かれ、語り合いました。これから参加する学生からは「今でも現地の学生と連絡をとっていますか?」「授業以外では、自由な時間がありましたか?」といった質問が出されました。先輩学生たちは「終了後でも、ベトナムのおすすめの店や場所を紹介してもらった」「オンラインでも価値観や文化の違いなどがわかった。向こうの国の理解を深めることができた」「時間を有効に活用して語学力を向上できた」などと良かった点を丁寧に伝えていました。座談会の進行役となったSIPSに所属する学生メンバーも、自分たちの経験をもとに学生目線で気になることを話し、話題が盛り上がるように進めていました。

 国際教育・協力センターでは、コロナ禍の今だからできる留学プログラムやイベントを今後も、積極的に実施していく予定です。