2021.06.11.
硬式野球部、準々決勝で敗退 慶應義塾大学に3-5~全日本大学野球選手権

国際武道大学に逆転勝ちし、スタンドの声援にこたえる選手たち

国際武道大学に逆転勝ちし、スタンドの声援にこたえる選手たち

 硬式野球部は関西学生野球連盟の代表として、6月7日に東京・神宮球場などで開催された第70回全日本大学野球選手権記念大会に出場しました。1回戦は松山大学(四国地区)に6-1、2回戦は国際武道大学(千葉県)に6-4で勝利し、ベスト8入りを果たしましたが、準々決勝では慶應義塾大学(東京六)に3-5で敗れました。28年ぶりの出場となった大会で2勝をあげましたが、2勝したのは1959年以来、62年ぶりでした。
 

 1回戦(6月8日)は3回までに杉園選手、石井選手の適時打などで4点先行し、4回に1点返されたものの、その後加点して終始リード。投手陣は黒原投手、鈴木投手の継投で松山大学を被安打5に抑え、圧勝しました。
 2回戦(6月9日)は3回に大谷選手の適時打で先取点をあげたものの、国際武道大学に4回と6回に2点ずつ入れられ、7回を終わって1-4と苦しい展開。しかし、8回に石井選手の2ランが出るとチームに勢いが出て、押し出し、暴投、さらには大谷選手の適時打で一挙5点を入れて逆転し、勝利を収めました。

神宮球場のスコアボードに映し出された応援風景

神宮球場のスコアボードに映し出された応援風景

 準々決勝(6月10日)は、1952年の第1回大会の決勝以来となる慶應義塾大学との対戦。1回に2点先行されながらも、佐藤選手と大谷選手の本塁打で4回終了時に同点としました。しかし、5、6回に慶應義塾大学に追加点を奪われ、7回に中隈選手の適時打で1点を返しましたが、追撃もそこまでで、57年ぶりの準決勝進出とはなりませんでした。
 選手たちは敗戦に悔しさをかみしめながらも、秋の明治神宮野球大会でリベンジを果たすべく、改めて気持ちを高めていました。硬式野球部への応援、ありがとうございました。

※全日本大学野球連盟ホームページ
https://www.jubf.net/system/prog/schedule.php?m=pc&s=2021&k=all