2021.03.08.
スーパーグローバル大学(SGU)創成支援事業第2回中間評価でA評価を獲得

関西学院大学は、今般、スーパーグローバル大学創成支援事業*令和2年度中間評価において、前回の中間評価に続きA評価を受けました。

 *スーパーグローバル大学創成支援事業とは、高等教育の国際競争力の向上を目的に、海外の大学との連携や大学改革により徹底した国際化を進める大学に対して国が重点的に支援をする事業。

本学は、タイプB(グローバル化牽引型)に採択。

関西学院大学では、SGU事業において「国際性豊かな『グローバル・アカデミックポート』の構築」を目指し取り組んできました。特に、キー目標のうちの一つである、海外協定大学への派遣学生数日本一については、協定校の拡大や、全学を挙げての留学プログラムの開発等により、構想より5年早く目標の全国一位*を達成しました(*独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「2018年度日本人学生留学状況調査結果」より)。

今回の中間評価では、本学独自の教育OS「ダブルチャレンジ制度」を通じた留学者数の伸長や、海外派遣の基盤となる日本人学生の英語力向上、留学生との混住寮の新設等の取り組みが評価され、「英語で学ぶ雰囲気が大学で醸成されつつあり大学の国際化が着実に推進されている」とのコメントが評価書で付されました。

また、本学の大学改革・マネジメント面での取り組みに関して、本学が創立150周年の2039年を見据え、長期ビジョンと長期戦略からなる将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」を策定し、「伝統ある国際性を卓越したレベルに進化させる」というビジョン実現のためにSGU事業終了後も構想を自走化できる資金計画を策定している点も評価されました。

本学では、SGU事業最終年度の2023年度に向けて、各目標の達成に引き続き真摯に取り組んで行きます。

村田 治 学長のコメント

今回の中間評価では、前回に続きA評価を取得することができました。特に、協定校への派遣留学者数日本一を構想より5年前倒しで実現したことは、大学全体で一丸となった取組の成果です。また、大学と法人が一体となって進めてきたガバナンス・マネジメント改革についても評価をされたことについても、大変喜ばしく思っています。

コロナ禍による国際的な人の移動の制限により、現在は留学派遣・受入ともに停止しています。しかし本学では、SGU採択大学として、また、スクールモットー “Mastery for Service”を体現する創造的かつ有能な世界市民を育むことをミッションに掲げる大学として、コロナ禍にあっても、協定校等のオンライン国際共修プログラムの開発の促進等、新たなチャレンジを進めています。

今後もグローバル・アカデミックポートの構築のため、引き続きSGU事業の各目標の達成に向けた努力を続けていきます。

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