2021.01.03.
アメリカンフットボール部が社会人王者相手に熱戦ー第74回ライスボウル

第74回ライスボウル(アメリカンフットボール選手権)が1月3日、東京ドームで開かれ、学生王者の関西学院大学アメリカンフットボール部ファイターズは、社会人王者のオービックシーガルズと対戦し、18-35で敗れました。関西学院大学スタンドは新型コロナウイルス感染症の影響により、例年より少ない観客となりましたが、試合終了まで何度も拍手が送られました。
 

試合は関西学院大学のキックでスタートしました。第1Q(クオーター)開始2分、ゴール前10ヤードからRB前田公昭選手(社会学部3年生)がエンドゾーン左隅へ駆け抜け、先制のTD(タッチダウン)を決めます。しかしオービックの反撃を止められず、2本のタッチダウンを奪われ、6-14で第1Qを終えました。第2Q、関西学院大学の守備陣が奮闘し、追加点を許しません。このまま前半終了かと思われた11分過ぎ、ワイルドキャットフォーメーションから左オープンを突いたRB三宅昂輝選手(経済学部4年生)が84ヤードの独走TD。宣言通りの独走で、会場を沸かしました。

後半に巻き返しを狙いたい関西学院大学でしたが、オービックの強力なディフェンスを前になかなか流れをつかむことができず、点差を広げられてしまいます。第4QにRB前田公昭選手が再びTDを決めますが、流れをつかむことができず、試合終了となりました。

関西学院大学 6-6-0-6=18
オービック 14-0-14-7=35