2020.11.30.
理工学部の学生グループが愛知県大学対抗ハッカソンで最優秀賞~人間システム工学科片寄研究室の杉田健さんら

+U:あなたを一つ上のステージへ

 理工学部・理工学研究科片寄晴弘研究室(人間システム工学科エンタテインメントデザイン研究室)の杉田健さん(M1)ら4人が、11月1日から15日にかけて行われた「愛知県大学対抗ハッカソン“Hack Aichi 2020”」で最優秀賞(愛知県知事賞)を獲得しました。ITを活用して新たな製品・サービスの開発を競い合うイベントで、豊橋技術科学大学や名古屋大学など14大学のチームが参加したなかでの受賞となりました。表彰式が11月26日にあり、代表して杉田さんが、大村秀章知事から賞金の目録を受け取りました。

 参加したのは、杉田さんと、田中哉汰さん(M1)、番庄智也さん(4年)・森鈴果さん(4年)。事前セミナーを受けたあと、4つ示された開発課題から「自宅でもファッションを楽しめるようになること」を選び、ファッションをいかに実装できるかを重視したアプリケーションづくりに取り組みました。成果は「+U:あなたを一つ上のステージへ」として発表。「自分の服装をスコア化し、いろいろな服に着替えてスコアを見たくなるようなアプリケーション。全身撮影した約1万枚の画像データを分析し、スコアとして数値化することで、類似あるいはより高いスコアな服の検索・提示も行うことができる」という内容でした。

大村・愛知県知事(右)から目録を受け取った杉田さん

大村・愛知県知事(右)から目録を受け取った杉田さん

 プレゼンの時間は、デモ時間も含めて3分でしたが、審査員からは「ファッションの点数化という最先端の分野にチャレンジしており、完成度も高い。納得感あるモデルの作り方になり、実際にデモできたことも良かった」などという評価を受けました。

 表彰式で賞金の目録を受け取った杉田さんは「自分だけの力だけでは受賞できなかったと思うので、仲間に感謝したい。このハッカソンで得られた経験や知識は、自分たちをさらに1つ上のステージに到達させてくれました」と挨拶しました。
 

※プレゼンや結果発表は、下記の動画で見ることができます。
https://jellyware.jp/hackaichi/  (大会ホームページ)
https://www.youtube.com/watch?v=EogoT9PmPDk&feature=youtu.be&t=4590  (プレゼン)
https://www.youtube.com/watch?v=EogoT9PmPDk&feature=youtu.be&t=11851  (結果発表)