2020.06.04.
西宮上ケ原キャンパス周辺が西宮市の景観地区に指定されました

文教住宅都市らしい、まちなみの保全と創造を目指して

 関西学院西宮上ケ原キャンパスとその周辺地区が6月1日、兵庫県西宮市の景観地区に指定されました。豊かな自然環境や歴史的背景などに恵まれた景観資源を生かした都市景観行政に取り組む西宮市が、景観の維持・継承を図るために決めたもので、景観地区としては初の指定となりました。西宮市はこの地区について、「関西学院西宮上ケ原キャンパスの統一された美しい建築物群や、学園花通りから正門、中央広場空間、時計台、甲山を見通す眺望など市を代表する景観を有し、周辺の緑豊かで閑静な住宅地と一体となって『文教住宅都市にしのみや』らしいまちなみを形成しています」と紹介しています。

学園花通りから時計台を望む(4月5日撮影)

学園花通りから時計台を望む(4月5日撮影)

 この地区は、関西学院西宮上ケ原キャンパスと周辺の緑豊かでゆとりある閑静な住宅地が一体となった文教住宅都市らしいまちなみを有するエリアであることから、西宮市はこれまで、風致地区や文教地区、低層住居専用地域等に指定するなど、まちなみや住環境の保全・形成を図ってきています。

 景観地区に指定されると、建築等の行為を行う前に、まちなみとの調和を図るための建築物や工作物の形態・意匠・色彩の基準への適合について、景観法に基づき市の認定を受ける必要があります。また、緑化や造成等の開発行為等についても許可が必要となります。

 詳しくは、西宮市のHPをご覧ください。
  https://www.nishi.or.jp/kotsu/keikan/keikanchiku/keikantiku.html