2020.04.27.
理系4学部設置を文科省へ届出(理、工、生命環境、建築)

神戸三田キャンパス~2021年4月再編

 関西学院大学(学長:村田 治)は4月27日、2021年4月の理系4学部(理学部・工学部・生命環境学部・建築学部)開設に向け、文部科学省に設置届出を行いました。現在、理工学部と総合政策学部がある神戸三田キャンパス(KSC=兵庫県三田市)を再編して設置するもので、1995年に開設した同キャンパスは総合政策学部と新設4学部の5学部体制になります。

境界を飛び越える革新者“Borderless Innovator”育成へ

 環境やエネルギーの問題、健康・福祉、貧困や格差・差別などをはじめとする多くの課題が山積する現代社会。国連はSDGs(持続可能な開発目標)を掲げ、先進国・開発途上国を問わず、これらの課題を解決するための取り組みを進めています。関西学院は、こうした社会的背景を踏まえ、国境、文系理系、学問分野、大学と社会などさまざまな境界を飛び越える革新者“Borderless Innovator”を育成しようという目的のもと、神戸三田キャンパスの学部を再編し、理系4学部を設置します。

 このキャンパスでの重点研究テーマの一つに、SDGsの目標7「持続可能なエネルギー(Sustainable Energy)」を設定。理学部の次世代有機EL、工学部のパワーエレクトロニクス、生命環境学部の人工光合成、建築学部のスマートシティをはじめとする研究を推進していきます。そして、文系学部である総合政策学部に蓄積された教育・研究成果を活用し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。

※神戸三田キャンパス特設サイト

https://whatfor.kwansei.ac.jp/kobe-sanda