2020.02.25.
林直也・人間福祉学部教授ゼミとバスケットボール部が小学生対象に「バスケ×英語」教室

スポーツを通じて英語の苦手意識を払しょく

イラストの英単語を答えながらシュート

イラストの英単語を答えながらシュート

 人間福祉学部の林直也教授のゼミに所属する学生たちとバスケットボール部の選手たちが2月25日(火)、西宮市立上ヶ原南小学校の4年生児童全員を対象に、バスケットボールと英語の基礎技能を教えるイベント「バスケ de シュートク!!」を同小学校の体育館と教室で開催しました。
 現在13人の学生が所属している林ゼミは、スポーツ現場での集客や普及のための戦略、スポーツを通じた社会貢献などをテーマに研究をしています。今回のイベントは、基本技術を学ぶことによってバスケットボールへの関心を高めるとともに、スポーツをしながら楽しく学ぶことで英語への苦手意識を払しょくしようと、林ゼミが上ヶ原南小学校に提案したものです。

教室での英語教室の様子

教室での英語教室の様子

 イベントの前半は、体育館で「バスケットボール教室」に取り組むグループと、教室で「英語教室」に取り組むグループに分かれて活動。バスケットボール教室ではバスケ部員12人が、基本技術であるドリブル、パス、シュートについてゲームを交えながら指導しました。英語教室では、約8人の児童グループそれぞれに林ゼミの学生が2人ずつ付き、イラストを使って英単語の意味や発音についてクイズ形式で学びました。
 後半は、それぞれの「教室」での学びを実践する「バスケットボール×英語 教室」を開催。ドリブルやパス、シュートをしながら出されたイラストの英単語を答え、その正答率やシュートによる得点などの合計点をグループごとに競い、楽しみながらバスケットと英語の基礎技能を身に付ける機会となりました。
 

バスケットボール教室ではバスケ部員が見本を披露

バスケットボール教室ではバスケ部員が見本を披露

 林ゼミの谷村真由さん(人間福祉学部3年生)は「実際に開催するまで内容やスケジュールなど不安なことが多かったが、笑顔で楽しんでいる子どもたちを見てほっとしたのと同時に大きなやりがいを感じました。これをきっかけにバスケと英語を好きになってくれればうれしい」と話しました。