2020.02.20.
小学生が西宮ストークスの試合で職業体験~人間福祉学部・林ゼミの学生たちが授業で企画し、サポート

 人間福祉学部・林直也教授のゼミの学生たちが2月15日、西宮市立中央体育館で開かれたバスケットボール男子Bリーグ・西宮ストークスの試合で、小学生によるお仕事体験をサポートしました。西宮ストークスのファン層拡大を狙った集客策として、学生たちが授業の中で企画したもので、子どもたちは受付でのチケット確認や席の案内、グッズ販売、場内アナウンスなどを学生と一緒に体験しました。

 題して「スタッフ全員小学生?!~お仕事体験in西宮ストークス」。林教授が西宮ストークスの運営会社の役員と知り合いだったことから実現しました。学生たちは秋学期、ストークスの観戦者調査の現状分析から始め、ターゲットに対する成功事例、子どもの職業体験事例などを調べ、イベントの内容や小学生の集め方などを検討してきました。

 当日は、西宮市内の小学生約30人が参加。学生たちと子どもたちはおそろいの緑色のTシャツを着て、観客のチケット確認やグッズ販売に取り組んでいました。

 ゼミのリーダーで3年の竹田未来さんは次のように振り返っています。
 「イベントを実際に企画立案してみて、難しさと楽しさを感じることができました。いかにお客さんを楽しませることができるか、満足させることができるか。特に大変だったのは、広報や集客の方法でした。大変でしたが、それを超える達成感を得ることができました。参加してくれた小学生はみんな楽しそうで、生き生きと活動してくれ、とてもうれしかったです。お客さんも笑顔にすることができました。スポーツビジネスを学ぶ私たちにとって、このような機会を与えていただき、本当にありがたかったです。この学びを生かし、今後もゼミ活動に取り組んでいきたいと思います」