高校生93人が参加し、ワークショップ“AI活用 for SDGs”を開催

[ 編集者:広報室  2019年8月5日 更新  ]
ワークショップに参加した高校生たち

ワークショップに参加した高校生たち

 関西学院大学は8月1日、貧困・飢餓・環境汚染などの解決に向けた持続可能な開発目標(SDGs)に関する諸課題に対し、AI(人工知能)を活用して解決策を考えるワークショップ“AI活用 for SDGs”を開きました。学校法人関西学院と関西学院高等部が管理機関と拠点校に選ばれた文部科学省のWWL(ワールドワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の最初の具体的な取り組みで、関西学院高等部をはじめ、連携する県内外の高校から高校生計93名が参加。グループに分かれて解決策を話し合い、最後にはグループごとに発表しました。

貧困や飢餓、医療支援、平等な教育などについて<br>グループで話し合う高校生たち

貧困や飢餓、医療支援、平等な教育などについて
グループで話し合う高校生たち

 最初に基調講演として、二上哲也・日本IBMグローバル・ビジネス・サービス事業技術理事がSDGsの課題解決のためにAIを含むさまざまな技術事例を紹介。続いて、本学の神余隆博・国連・外交統括センター長がSDGsについて特徴や課題などを報告し、さらに巳波弘佳・学長補佐(理工学部教授)がAI技術の概要とAI活用について、「AIは簡単に使える時代になった。それをどう組み込んで現実社会の課題を解決していくか考えていくことが重要」と語りかけました。

グループで考えた解決策を発表する高校生たち

グループで考えた解決策を発表する高校生たち

 その後、高校生たちは関心のあるテーマごとに5人1組になって、大学生のサポートのもと、事前学習で調べてきたことをベースに課題解決のためにAIをどのように活用するかを討論。そのうえで、グループごとに「AIによる労働時間の短縮」「愛する地球をAIで管理」「子どもたちに平等な教育を」「貧困地域の医療支援」「食品ロス」などといったテーマでアイデアをまとめ、発表しました。高校生たちは「複数人でアイデアを出し合うことで、自分では考えることができなかったことまで思考することができた」「意見を出し合ってまとめて、解決策から結果までを考えるのがとても楽しかった」「違う環境で育ち、違う知識を持つ人たちでグループワークをする機会は貴重だった」「来年は自分が大学生の立場として、将来の世界について考える高校生たちを温かくサポートしたい」などと感想を話していました。

※WWLコンソーシアム構築支援事業
 将来、国際的に幅広く活躍できる人材を育てるため、高校と大学などが協力して高校生により高度な学びを提供しようというもの。拠点校には、全国で関西学院高等部など10校が選ばれ、学校法人関西学院が関西学院高等部の管理機関となっています。