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流行性角結膜炎とは?

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[ 編集者:保健館   2015年4月23日 更新  ]

主にアデノウイルス8、19、37型が流行性角結膜炎の原因となります。

このウイルスはとても感染力が強く、とくに結膜炎が始まって
最初の数日間は最も他の人に伝染させてしまう可能性が高い時期です。
接触感染で容易に伝染し、とくに人が濃密に接触する機会の多い、
学校、クラブ、病院、家庭内などの場所や、プールの水などを介して、
流行的発症がみられます。

ウイルスに感染しても最初の約7日~14日は潜伏期間で、その後急に発症します。

どんな症状ですか?

症状は、目やに、流涙、眼の痛み、異物感で、一般の結膜炎と同じです。眼の充血、はれも出現します。
片眼性であることが多いのですが両眼性の場合もあります。
また、耳の前に存在するリンパ節(耳前リンパ節)のはれ、圧痛を伴うこともあります。
上記の症状があれば、流行性角結膜炎かどうか眼科を受診し、診断を受けてください。
涙の成分を調べ15分程度で判定が可能です。

治療法は?

アデノウイルスに対する有効な治療薬剤はないため、
対症療法的に抗炎症剤の点眼を行います。
また、細菌の混合感染に対する予防と治療のため、抗生剤の点眼も行うことがあります。
ただしあくまで対症療法であり、これらの点眼を続けていても
約2週間は症状が持続します。
一方2週間以上経過すればウイルスに対する抗体が体内で作られてくるので、
自然に改善していきます。
しかし、角膜の混濁が数カ月から数年持続することがあります。

感染力が続く発症してから2週間以内の間は、できるだけ他人との接触を避けるようにしましょう。

学校感染症に該当します

学校保健安全法の第三種学校感染症に指定されており、
感染力がなくなるまで出席停止となります。
主治医の許可を得てから登校してください。

流行性角結膜炎と診断されたら、所属学部事務室へ電話連絡しましょう。

発症したら気をつけること

結膜炎の目に触れた手で机や物をさわると、そこが感染源になってしまいます。
眼をさわったらすぐに石鹸と流水で手洗いをするようにします。
また、感染防御の意味で、普段から手洗いの習慣を身につけましょう。

■ 目薬は患眼だけに
点眼の際に目薬の容器の先端がまつげにつくことがよくありますが、
それによって結膜炎ではないほうの目に感染してしまう可能性もあります。
目薬は結膜炎の方だけにしてください。
また、点眼の前後には手をよく洗ってください。

■ タオルなど共用は避けます。
家族内で、タオル、枕、その他の眼やに、涙でよごれそうな物の共用は避けます。タオルはペーパータオルがお勧めです。

■ 入浴
入浴は家族内で最後に行うか、入浴したあとの湯を交換し、残り湯を洗濯などに使わないようにします。
使用後のお風呂は、通常の清掃をおこないましょう。

■ 洗濯
患者さんの涙等がついた衣類や枕カバー、シーツなどは、ほかの家族とは別に洗濯しましょう。
お湯での洗濯(56℃以上5分間以上)、または、塩素系漂白剤に30分浸漬したあと通常の洗濯をおこないましょう。

■ 消毒
涙や涙のついた手などで汚染されたと考えられる機材には、アルコール消毒が有効です。

予防するには?

流行性角結膜炎を予防するには、以下のことに気をつけるとよいでしょう。

●普段から、不用意に顔をさわらないよう、特に、手で眼をこすらないよう、気をつけましょう。

●発症者とタオルを共有することはやめましょう。

●感染予防には、手洗い・手指アルコール消毒が有効です。
 日頃から、正しい手洗いの習慣をつけましょう。

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