2024年度アンチスティグマ企画 映画上映会「酔いがさめたらうちに帰ろう」・交流会「依存症について学ぼう」※手話話通訳あり
- 日時:
- 2025年02月22日(土) 00時00分
- 場所:
- 関西学院大学上ケ原キャンパスG号館 G202教室
- 対象:
- 参加無料、手話話通訳あり
現在、アルコール依存患者は100万人を超えるとされていますが、専門の治療を受けているのはその中の数万人にすぎないと言われています。
アルコールはコンビニや自動販売機などでも販売され、手軽に購入し、飲むことができ、かつアルコール飲料のCMは毎日のように流されています。各種の行事や社交の場でもアルコールが社会的な役割を有していることもあります。こうした社会環境が、飲酒をしやすくしていることは否定できません。いわば誰もがアルコール依存症の予備軍にあると言っても過言ではありません。そしていったんアルコール依存症となった場合、怠惰者、社会落伍者としてのスティグマが付与されてしまいます。
私たちはアルコールとの正しい付き合い方を学びつつ、もしも自分や身近な人たちがアルコール依存症になった場合もその対応をイメージできるようにしておくことも重要になります。
映画を通して、アルコールとの付き合い、依存症治療の実際について学び、学生の立場で社会にアンチスティグマとして何ができるのか、意見交換できる場になればと願っています。
開催日:2025年2月22日(土)
時 間:13:00~16:45(開場12:45~)
場 所:関西学院大学上ケ原キャンパスG号館 G202教室
※参加無料、手話話通訳あり
※人間福祉学部研究会の助成を得て実施
映画:酔いがさめたら、うちに帰ろう
漫画家西原理恵子の元夫で、戦場カメラマンの鴨志田穣の自伝的小説を映画化。
アルコール依存症となり、断酒ができず入院した主人公が、そこでの生活や家族に支えられていく物語。
浅野忠信と永沢博美が元夫婦を好演。
主催:関西学院大学人間福祉学部2024年度精神保健福祉士実習生
※本企画は人間福祉学研究科より助成を得て実施しています