ハンズオン・ラーニング・プログラム(キャンパスを出て、社会に学ぶ)
キャンパスを出て、社会に学ぶ ラーニング・プログラム
ハンズオン・ラーニングは、国内で唯一、関西学院大学が提供する教育プログラムです。
社会に「何を」学ぶのか。自らの考えを研ぎ澄まし、 問うべき問いは何かを探究します。「触れる」をキーワードとした学びのスタイルを身につけ、“考える”ことそのものを鍛えます。 現場に「触れ」、抽象度の高い課題を実践的に取り組むことによって、大学の学びの基盤をつくります。
「触れる」をキーワードとした「学びのスタイル」を身につける
主な科目
- ●ハンズオン・アドバンスト
ハンズオン・ラーニングを「もう一歩深めたい」学生が履修する、1年間のプログラムです。学部や専門、経験の異なるチーム(3人)を編成し、テーマ設定から計画書の作成、「現場」での活動までの全てを構築していきます。蓄積してきた個々の力をチーム内で「活かす」科目です。
- ●ハンズオン・インターンシップ
休暇中に約1カ月にわたって取り組むハンズオン・ラーニング型のインターンシップです。各種面談を通じて、受け入れ先に対する理解と探究を進め、プロジェクト案を練り上げます。インターンシップ本番では日々の業務に携わりながら、「自ら」のプロジェクトに取り組みます。
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●社会探究実習
豊島(香川県)、江田島・呉(広島県)をフィールドとして、抽象度の高いテーマを地域という社会で探究する科目です。豊島では「島に暮らし続けることとは」と問い、江田島では「昭和20年」当時の暮らしをインタビューし、「平和」について呉の高校生と意見交換に臨みます。
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●社会探究実践演習
地域の人たちとのコミュニケーションを通じて問題設定し、地域社会の課題解決に関わりを持つ科目です。丹波焼きや黒豆で有名な今田(丹波篠山市)、竹田城跡を抱く竹田(朝来市)と、大阪城と天王寺に近接する教育と歴史豊かな上本町六丁目周辺(大阪市)がフィールドです。
- ●社会探究入門
社会探究とは、社会をなして生きている私たちが、日々“学び”つつ生きていることを意識するところから始まります。身近な出来事や書籍や映像などをテキストとして読み込み、各種のワークによって、私たちの社会とは何か、私たちとは誰なのかといったテーマを探究します。
- ●ハンズオン・プラクティス
ハンズオン・ラーニングの導入科目です。ハンズオン・ラーニング・プログラムの基本的な考え方、理念、具体的な科目の内容を素材として授業を実施します。授業そのものが、ハンズオン・ラーニングという学びのスタイルを体験できる実践(プラクティス)型になっています。
- ●平和学特別演習「ヒロシマ」
広島女学院大学の全面的協力を得て、実施している平和学習プログラムです。現地では広島女学院大学の学生と、被爆者/語り部の方からの当時の体験談を聞いたり、平和記念式典へ参列するとともに、国内外からの参拝者に聞き取り調査などを行い平和について深く考えます。
- ●PBL特別演習008「福島で学ぶ復興と原発問題」
福島県南相馬市で実習を行い、現地の方々とのコミュニケーションを通して徹底的に被災地の現状について学びます。現地では住民の方々へのヒアリングや市役所職員、高校生との議論を通して、原子力を含む日本のエネルギー問題について経験に基づく考察を深めていきます。
ハンズオン・ラーニング・プログラムや科目の詳細は、ハンズオン・ラーニングセンターでご紹介しています。