啓発・普及事業

[ 編集者:手話言語研究センター      2024年10月11日 更新 ] 

手話言語研究センターでは、手話の啓発・普及事業として次のようなイベントを行っています

■ミニ講座■

2017年度より実施。将来ろう学校に赴任する可能性もある、本学の教職課程履修生と教育学部生を主たる対象として、ろう学校や、ろう児の現状、手話の基礎知識を教授することを目的としています。本講座の主対象は上記のとおりですが、必ずしもそれに限定することなく、ろう学校や手話言語学に関心を持つ教職課程以外の学生にも広く門戸を開いています。 

■手話学コロキアム■

2019年度より実施。手話使用者に自らの「母語」である手話に関する研究に関心をもってもらい、基本的な研究の基礎知識とスキルを身につけていただくことを目的としています。将来的には、このコロキアムから主体的に研究調査活動を遂行し、手話言語学や手話に関する研究を志す方が生まれることを目標としています。

■手話通訳研修事業■

2019年度より実施。現在、国内において、医療・法廷・学術・政見放送など特定の領域を専門とした手話通訳者は数少なく、またそうした専門的な知識や通訳技術を学べる場も限られています。こうした現状を改善するために、専門通訳の意義と必要性について理解を深めるような研修の提供を目標としています。

■講話会■

2016年度より実施。一般および手話使用者への手話言語に対する理解を深め、併せて手話言語の使用、教育、研究の振興を図ることを目的としています。これまで、手話言語とその関係領域からテーマを選定し実施してきました。

■文化イベント■

2017年度より実施。ろう者の文化と聴者の文化の違いや共通点を体感してもらうことを目的としています。2017年度は「手話落語」、2018年度は「デフリンピック」、2020年度は「デフアート」をテーマに開催しました。