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菅 夏海さん(社会学部卒業生)

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活動参加回数:5回
参加した回:第6回(2017年9月)、第10回(2018年9月)
第11回(2018年11月)、第13回(2019年6月)、第15回(2019年11月)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
高校生の時に東日本大震災のボランティアに参加したことがボランティアを始めたきっかけです。自分が被災地でできる事は何もないと思っていたけれど、行ってみると楽しんでもらえて、ボランティアは楽しいなと感じたので大学生になってもやりたいと思っていました。
大学に入学した年に熊本地震が発生して、支援室が現地ボランティアの参加者募集をしていたので、東日本大震災の時と同じような活動ができるかなと思い参加しました。
初めて参加して以来、現地の住民さんや一緒に活動に行ったメンバーとも仲良くなり、つながりを継続したいと思ったので何度も活動に参加しました。

どんな活動をしましたか?
老若男女が楽しめるイベントを考え、カラオケ大会やおはぎ作りなどを行いました。また、印象に残っている活動は戸別訪問です。会って数日の人の家に行くことはあまりないと思いますが、おもてなしをしてくれて、集会所では聞けなかった話なども聞くことができました。

参加してみてどうでしたか?
活動が楽しいというのが1番の印象です。住民さんが料理を作ってくれたり一緒に作ったり、ボランティアをしに行っているのにおばあちゃんの家に来たような感覚もありました。自分がただ楽しいというだけでなく、向こうからも「ありがとう」や「また来てね」など良いレスポンスが返ってきたのも良かったなと思います。また、何度も参加していると、住民さんに覚えてもらえることがあったのも嬉しかったです。住民さんが「若い人が熊本のことを忘れず関心を持ち続けて来てくれるのが嬉しい」と言ってくれて、ただ関心を持つということにも意味があるのだと気づきました。

参加する前と後で変わったことはありますか?
短い期間で住民さんと仲良くなれるとは思っていなかったけれど、また来てねと言ってくれたりまた会いたいと思える関係にお互いになれたのかなと思います。活動が終わってからも災害について関心を持つようになり、現地へ行くだけではなく、様々な災害支援活動に関わるようになりました。防災ゲーム企画(*1)や生協祭の出店(*2)なども積極的に参加し、『うまイモん甘酒』では運営メンバーとして活動しました。

今に活きていることはありますか?
まず、一緒に熊本に行ったメンバーや一緒に生協祭に出店したメンバーなどたくさんの友達ができました。そして、社会に出てからも大切な「相手視点」の考え方をボランティアで学びました。熊本の活動では住民さんが何をしたら喜んでくれるのかをよく考えていました。それによって、「相手の立場に立って考える」という考え方の基礎ができました。社会人になった現在も活きており、営業職で働く中で相手のニーズに合った提案をするように意識をしています。

ボランティアをする上で大切なことは何だと思いますか?
「してあげる」ではなくて「一緒にする」ということです。一方的にお菓子を作ってあげるとかではなく、一緒にお菓子を作ったり空間作りをしていくことで住民さんも一緒に活動しているという意識が芽生えたのかなと思います。これはボランティア活動で人とのつながりや関係作りをする上で大切なことだと感じました。
集会所ではいつもお弁当を食べていましたが、第15回の活動では住民さんと一緒にお昼ご飯を作りました。住民さんから学生みんなに作り方などを指示していただき、どちらがボランティアをしているのかわからない状況でしたが、集会所に集まった全員で和気あいあいと活動ができました。

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
仲良くなること、素直に話を聞くことができるところだと思います。
心のケアをする専門家、〇〇大学の偉い先生など専門知識を持っている人にしかできない支援もありますが、そのようなものがない学生だからこそ上下関係なく対等に関わることができたし孫みたいに思ってくださる方もいたのだと思います。住民さんと壁を作らず、ほどよい距離感で関わることができました。

最後に、メッセージをお願いします!
ボランティアというと意識が高い人が行くとか、善い行いをしなければならないと思っている人も多いかもしれないけど、ただ行くだけで喜んでもらえます。
自分自身が一緒に楽しむことで現地の人の楽しいという気持ちにもつながります。学生という若い層が関心を持ち、現地に行って楽しいことをするのは自分が思っている以上に現地の人のパワーにつながります。
ボランティアをしようか迷っている人は、コロナが落ち着いて活動ができるようになったらぜひ一度行ってみてほしいです。

参考

(*1)西宮市主催で小学生のお子さんがいる家庭を対象とした「防災クイズ&運動会」を実施し、企画の内容は本学の学生が考えました。
(*2)生協祭の出店:熊本地震現地ボランティアに参加した学生有志のメンバーでチャリティーイベントとして「レモネード大作戦」「うまイモん甘酒」等の企画で出店しました。

西宮市主催の防災クイズ&運動会を関学生が企画! News お知らせリンク

学生有志による活動 関連ページへのリンク

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