2019.06.10.
第13回熊本地震現地ボランティア活動を実施

ヒューマン・サービス支援室では、学生たちの「被災地のために何かしたい」という声に応え、東日本大震災での経験を生かして、2016年7月より熊本県益城町にてボランティア活動を行っています。今回、13回目となるボランティア活動を行いました。参加した学生は16名。活動内容を参加学生が企画し、現地で実施しました。


◎活動の様子(ムービー)

馬水東道仮設団地

活動1日目:七夕飾り作り、茶話会、子ども遊び、料理お手伝い
活動2日目:【戸別訪問/集会所 並行して活動】なんでも屋さん(掃除などのお手伝い)、茶話会、料理お手伝い
1日目は七夕飾り作りを通じて住民の方と交流しました。だんご串とマスキングテープで笹を作り、そこに色とりどりの折り紙飾りをつけていきました。短冊には「健康第一」「笑顔」など思い思いの願いを書きましたが、中には「宝くじ当たれ!」「猫になりたい」など個性的な願いも書かれていました。住民の方からは「こうしてお願いを書けるなんて素敵だね」と好評でした。
2日目は戸別訪問を通じて、各ご家庭の掃除のお手伝いを実施しました。馬水東道仮設では5回目となる戸別訪問ですが、「関学生が来てくれると毎回お願いをしてるんだよ」と、住民の方からも学生たちと関わろうとしてくださっていることが伝わってきました。

木山仮設団地

活動:【戸別訪問/集会所 並行して活動】コーヒー作り、ハンドアロマ、茶話会
今回は木山仮設で初めて戸別訪問を行いました。普段様々な理由で集会所に出てこられない住民の方にも、何かできればと学生が2人1組になって訪問していきました。仮設住宅に上がらせていただき、ハンドアロマをしたりコーヒーをたてたりしながら話をし、住民の方には大変喜んでいただきました。

安永仮設団地

活動:おはぎ作り【集会所】、茶話会【集会所】、おはぎの配布【戸別訪問】
午前からおはぎ作りのために多くの住民が集会所に集まり、みんなでおはぎ作りをしました。「こうやってするとうまくいくよ」と逆に住民から教えてもらいながら、一緒に作ることができました。午後は戸別訪問でおはぎを配布し、玄関先で住民と話し込む学生の姿も見られました。

振り返り

この活動では、毎晩活動後に振り返りを行っています。今回は、戸別訪問や集会所での個別対応で一人ひとりが住民から聞いた話を、他のメンバーにも共有する時間を持ちました。同じ話を聞いてもそこから感じたこと、考えたことの違いを知り、他のメンバーの考えから新たな学びを得ている様子でした。

今回もご協力してくださった益城町、関係各所の皆様、本当にありがとうございました。

詳細

〇実施日時
2019年6月7日(金)夕方~10日(月)朝

〇参加人数
学生16名/教職員3名
1年生:5名 2年生:4名 3年生:3名 4年生:3名 M1:1名

〇活動場所
熊本県益城町(木山仮設団地 馬水東道仮設団地 安永仮設団地)