第6回熊本地震現地ボランティア活動

[ 編集者:ボランティア活動支援センター       2017年11月18日   更新  ]

ヒューマン・サービス支援室では、学生たちの「被災地のために何かしたい」という声に応え、東日本大震災での経験を生かして、6回目となる現地でのボランティア活動を行いました。
参加した学生は22名。活動内容を参加学生が企画し、現地で実施しました。4つの企画グループはそれぞれの仮設での活動のリーダーとなり、協力しながら活動を行いました。

まち歩き

熊本地震で最も被害の大きかった益城町をまち歩きしました。前半はガイドの橋本さんに震災直後のことを説明していただきながら、後半は班ごとに自由に歩きました。まちを歩きながら、震災前の生活を感じる場面とこれからの生活を感じる場面を写真におさめながら歩き、住民の方々に対して発表をしました。

木山仮設団地

活動1日目:子ども遊び、貼り絵、スイカ割りなど

初参加の学生が多く、緊張や不安を抱えながら到着した仮設住宅。しかし、到着後すぐからたくさんの子どもたちが出て来てくれ、緊張する間もなく子ども遊びがスタート。水鉄砲やシャボン玉を使って外で走り回ったり、室内では折り紙をしたり、子どもたちに合わせた遊びを実施しました。

活動2日目:カラオケ、茶話会、手芸(折り紙)、うちわづくり、バルーンアートなど

この日は午前中にカラオケ、午後に茶話会をしながら手芸を行いました。カラオケでは、子どもからご年配の方まで様々な方が来てくださり、色んな世代の曲で盛り上がることができました。また、手芸では折り紙の折り方を教えたり教わったりしながら交流することができました。

馬水東道仮設団地

活動:方言クイズ、ビンゴゲーム、かき氷づくりなど

午前中は方言クイズやビンゴゲームを中心に茶話会を行いました。子供からご年配の方までたくさんの方が来てくださり、みんなで盛り上がることができました。午後からは、茶話会、水遊び、かき氷づくりを中心に行い、かき氷はカルピスやイチゴシロップ、トッピングにはあんこなど様々な味を用意していたので、皆さんに喜んでいただくことができました。

安永仮設団地

活動:くまモンと一緒にゲーム、そうめんづくり、カラオケ

この日は、くまモンが来るということで、小さいお子さんからご年配の方まで幅広い世代の方々が来てくださり、みんなで一緒にくまモン体操やクイズをしました。お昼はそうめんを一緒に食べ、午後からカラオケ大会をし、みんなで盛り上がりました。

振り返り

この活動では、毎晩活動後に振り返りを行っています。今回も自分たちの活動の良かったところや改善点、また住民の方々と交流する中で感じたことを4~5人組で話し合いました。「ボランティアとはなにか」「自分たちにできることはなにか」など、テーマに沿って感じたこと、考えたことを学生同士で話すことで、この活動を通して学生自身が学びを得ることも大事にしています。

今回もご協力してくださった益城町の皆様、関係各所の皆様、本当にありがとうございました。

詳細

〇実施日時
2017年9月7日(木)夕方~11日(月)朝

〇参加人数
学生22名/教職員2名
1年生:5名 2年生:7名 3年生:5名 4年生:4名 M2:1名

〇活動場所
熊本県益城町(木山仮設団地 馬水東道仮設団地 安永仮設団地)

「リサーチ・フェア2017」にて熊本の現状や現地での活動を報告しました。
詳細はこちらから

熊本現地ボランティア参加学生が熊本の現状を報告 News お知らせリンク