第5回熊本地震現地ボランティア活動

[ 編集者:ボランティア活動支援センター       2017年7月3日   更新  ]

ヒューマン・サービス支援室では、学生たちの「被災地のために何かしたい」という声に応え、東日本大震災での経験を生かして、5回目となる現地でのボランティア活動を行いました。
参加した学生は19名。前回に引き続き、活動内容を参加学生が企画し、現地で実施しました。4つの企画グループはそれぞれの仮設での活動のリーダーとなり、協力しながら活動を行いました。

木山仮設団地

活動1日目:手芸、子ども遊びなど

この日は朝早くからたくさんの方が来てくださり、一斉に手芸に取りかかりました。初めは学生から住民の方々へコサージュの作り方を教え、一緒にかわいらしい小物をつくりました。コサージュづくりを終えると、次は住民の方々から学生へ折り紙で人形の作り方を教えてくださり、お互いに教え合うことで交流を深めることができました。

活動2日目:子ども遊び(熊本学園大学とのコラボレーションで実施)、茶話会、手芸、ひまわりの苗植えなど

この日は朝からひまわりの苗植えをしました。これは、阪神・淡路大震災をきっかけに全国で植えられている「はるかのひまわり」で、本校も阪神・淡路大震災で被害を受けたこともあり、この活動に参加させていただきました。仮設に住んでいる子供たちと一緒に植え、植えた苗には自分の名前を付けました。

その後、毎週木山仮設で活動している熊本学園大学の学生さんと協働で子ども遊びを実施しました。「子ども夏祭り」をテーマに、子どもたちとゴム鉄砲や魚釣りなどのゲームを一緒に作り楽しみました。

馬水東道仮設団地

活動1日目:物資配布、住民とのお話

この日は、物資であるお茶と味噌汁を仮設団地内のお家に届けに行きました。一軒一軒にお届けに行ったことで、住民の方々とお話しすることができました。その後、翌日みんなで一緒に踊るフラダンスに備えて、首から下げる花を折り紙で作りました。

活動2日目:フラダンス、茶話会

この日は住民の方々とフラダンスをしました。フラダンスの得意な学生が簡単な振り付けを教え、曲に合わせて住民の方々と楽しみました。また、その後「炭坑節」という盆踊りなどでもよく使われる民謡の振りを住民の方に教えていただき、最後に全員で輪になって踊りました。

安永仮設団地

活動:手芸(折り紙)、茶話会

住民の方々とお茶やお菓子を一緒にいただきながら、折り紙を折りながら話しました。子どもたちも参加してくれ、老若男女問わず交流することができ、とても楽しい時間となりました。

今回もご協力してくださった益城町の皆様、関係各所の皆様、本当にありがとうございました。

詳細

〇実施日時
2017年6月2日(金)夕方~5日(月)朝

〇参加人数
学生19名/教職員2名
1年生:5名 2年生:5名 3年生:7名 4年生:1名 M2:1名

〇活動場所
熊本県益城町(木山仮設団地 馬水東道仮設団地 安永仮設団地)