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神保 千琴さん(法学部2年生)

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活動参加回数:2回
参加した回:第13回(2019年6月)、第15回(2019年11月)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
入学した時にキャンパスライフABC(*1)の学生CO(*2)のブースに熊本地震現地ボランティアの応募チラシが置いてあり、活動内容などの説明を聞いて興味を持ちました。
実際に被災地に行って災害ボランティアをする機会は滅多にないし珍しいと思い、友達と一緒に応募し参加しました。

どんな活動をしましたか?
戸別訪問ではコーヒーを淹れて住民の方とお話をしたり、集会所ではハンドアロマやおはぎ作りをしました。子供と交流する時間も多く、お絵かきや鬼ごっこもしました。
色んな活動の中でも第15回の活動で行った窓ふきが印象に残っています。思っていたよりもたくさんの依頼があり、1人につき1軒担当しました。窓ふきが終わってからはお宅に上がらせてもらい、お茶をいただいたりお話もできてより深い交流ができました。

参加してみてどうでしたか?
いい意味でイメージと違いました。被災地というと何となく暗いイメージがあり、自分は被災してないのにどのように交流したらいいのだろうと不安がありました。しかし地震から3年経って、被災者の方はとても前向きな気持ちに移っていて驚きました。被災者の方から生の声を聞くことができたのは、とてもいい経験だったと思います。
3年経ったらもう復興しているだろうと思っていたけど、まだ道路など直っていないところもあり、次の家をどうしようなど3年経ったからこその新たな悩みや課題も生まれていました。
またボランティアで子供と関わるのが初めてだったので、始めはどう接したらいいのかわかりませんでした。しかし教育学部の学生が子供と交流しているところを見て真似をしてみたりと、参加学生から学ぶこともありました。
 

参加する前と後で変わったことはありますか?
災害ボランティアは災害だけがメインだと思っていましたが、被災地で高齢者や子供と交流し関わることで、災害以外のジャンルへの興味も広がりました。
お祭りで子供向けのブースのお手伝いに参加したり、老人ホームなどの高齢者施設で交流するというような活動にも参加するようになりました。

今に活きていることはありますか?
災害への意識が高まりました。家族で話し合い避難所を決めたり、今後の災害に備えるきっかけになりました。先日の熊本豪雨など災害関連のニュースにより興味を持つようになったり、今でも熊本で関わった方に連絡を取ったりしています。現地に行ったり、連絡を取ったり、情報発信したりと考えるだけではなく行動に移すことが大切だと思います。

ボランティアをするうえで大切なことは何だと思いますか?
熊本での活動中、企画の内容にとらわれすぎて思い通りに進まないことがありました。班の活動で自分が提案した企画を行ったので、きちんとやり遂げないといけないという意識が強く、作業に集中しすぎて被災者の方とコミュニケーションを上手にとることができませんでした。交流の時間をきちんと持つことが大切だと実感したので、住民の方とのコミュニケーションを大切にするよう心掛けました。
また、活動に参加した学生同士で新たな災害支援の企画(うまイモん甘酒(*3)、ラジオ制作(*4)など)を考えて実行するときに声をかけてもらい、そこでも活動の幅が広がりました。現地に行くだけではなく人とつながること、活動を継続することも大切だと思います。
 

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
遠くから来た知らない学生だからこそ本音を言えたり、心配事を話せたりしたのかなと思います。身近な人の大半は被災しており、お互いに苦労しているので話すのも難しいと思います。被災地につながりのない学生だから相談に乗ったり話を聞くことができました。
また被災地での経験や被災者のお話を聞いて、うまイモん甘酒のような企画につなげることができたり、この熊本体験記のようにいろいろな形で多くの人に発信できるのは学生ならではなので、大切な機会だと思います。

最後に、メッセージをお願いします!
この体験記をきっかけに災害ボランティアはもちろん、他のジャンルのボランティアにも興味を持ってほしいです。
まだボランティアを経験したことがない人は、ボランティアの世界に一歩踏み出したら今まで出会ったことのない人との交流だったり、経験したことのない貴重な体験ができると思うので、ぜひ新しいことにチャレンジしてほしいと思います。
ボランティアをやったことがある人は、違うジャンルの活動にも挑戦するきっかけになれば嬉しいです。
 

参考

(*1)キャンパスライフABC:新入生向けのオリエンテーションで、ヒューマン・サービス支援室からもボランティア紹介や相談コーナーを出展しました。(2020年度から名称が『KGLIFE』に変更しています。)
(*2)学生CO:学生コーディネーターの略称。ボランティア紹介やイベント啓発活動を通じて関西学院大学のボランティアの活性化に取り組んでいます。
(*3)うまイモん甘酒:熊本地震現地ボランティアに参加した学生有志のメンバーでチャリティーイベントとして出店しました。
(*4)ラジオ番組制作:西宮市のコミュニティFM、さくらFMでラジオ番組を制作しました。

第13回熊本地震現地ボランティア活動 News お知らせリンク

第15回熊本地震現地ボランティア活動 News お知らせリンク

チャリティー活動「うまイモん甘酒」 News お知らせリンク

ラジオ番組「いきなり熊本ラジオ!~現状とこれまでの振り返り~」 News お知らせリンク