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沖本 祐基さん(文学部4年生)

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活動参加回数:1回
参加した回:第9回(2018年6月)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
1年生の時に震災のイベントに参加をしていたり、地元の広島で豪雨災害があったりで、ずっと災害系のボランティアに参加したいと思っていました。1年生の頃、学生CO(*1)として活動している時に支援室の職員に災害ボランティアに興味があるということをよく話していたら、この熊本のボランティアのことを教えてくれました。1年生から応募していたけど2年生になってやっと参加できました。

どんな活動をしましたか?
第9回は「何でも屋さん」という企画を初めて実施した回で、その内容を考えた班でした。住民さんから家を訪問して些細なことでもいいからお手伝いできるような企画をしてほしいという要望があり、メンバーで話し合って実施しました。
実際に訪問してみると、キッチンの換気扇のフィルターを変えてほしいとか畑仕事を一緒にしてほしいなどの依頼をいただきました。

参加してみてどうでしたか?
学年・学部を問わず色んな人と関わることができて、熊本から帰ってきても繋がっているのは嬉しいです。そして、行く前よりも災害に対する姿勢が変わりました。今までは震災が起きても他人事になってしまう自分がいて、そんな自分を変えたいと思い熊本ボランティアに参加しました。住民の方との会話や参加学生との意見交換を通して、他人事ではなく自分事として考えるようになったし、現地に行かなくても何らかの形でできることを考えるようになりました。
募金活動や友達に災害について話題を振って話してみたり、その出来事を風化させないために些細なことからでもやってみるという姿勢に変わりました。

参加する前と後で変わったことはありますか?
ニュースなどで『熊本』というワードがあったら「なんかあったの?」と思って積極的に調べるようになりました。何もなかったら安心するし、自分事として自分の地元のような感覚を持つようになりました。
他にも避難所や防災関連のイベントに参加するようになりました。西宮市や神戸市の避難訓練に運営スタッフとして参加したり、実際に災害が起こった時のために知識や経験を増やしたいと思い様々なイベントに参加しています。
また、熊本の食べ物が美味しいということを知り、熊本の商品を沢山買うようにもなりました。
スイカが苦手だけど、現地の方がスイカを出してくれてせっかくだし食べようと思って食べてみたら、とても美味しくてびっくりしました。そこからスーパーで熊本産のものを見つけたら買いたくなります。

今に活きていることはありますか?
現地の方と関わるうえで、孤独を感じている人や心を閉ざしてしまって話せない人などもいますが、人の気持ちを汲み取って聞き入れて形にしていくことが大切だと思います。その中でも特に「傾聴力」が一番大事だと気付いたのがこの熊本のボランティアでした。
初めは現地の方と普通に話せると思っていたけど、実際に行って話してみると会話がかみ合わないことがありました。話すことよりも相手の話を聞くことが大切で、話を聞きながら相手はどんな気持ちで、どういう思いで話しているのかを考えるようになり、以前よりも人の話を聞くことができるようになったし、相手の話の本質を見極めてコメントを返せるようになりました。この「傾聴力」は他のボランティアや介護施設でのアルバイトでも活きていると思います。

ボランティアをするうえで大切なことは何だと思いますか?
まず楽しむこと!どんなボランティアでも自分が暗かったら連鎖してその場の雰囲気全体が暗くなってしまいます。自分から楽しいと思うことを見つけに行く、そして誰よりも自分が楽しむことを意識しています。そこから周りの人の楽しみの力になるように行動するということが大切だと思います。
ボランティアに関わらず行動する時は必ず意識していますが、特にボランティアはこれが一番です!

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
沢山の居場所ができて、そこで新しい事にチャレンジできました。
なんでもいいから新しい事に飛び出せるのは学生だからこそだと思います。学生は自由な時間があるからこそ、このボランティアにも参加できたし、もう一度熊本を訪れたいという思いからプライベートでも熊本を訪れて現地の様子を見ることもできました。

最後に、メッセージをお願いします!
熊本地震現地ボランティアに参加したかったと思う人はいると思うけど、プログラムが終わってしまい、コロナの影響で以前よりボランティア自体やりにくくなっていると思います。でも、学生だからこそ今できることを全力でやるのが一番だと思います。コロナ禍でもできること、楽しいことはたくさんあると思うので、ボランティアに限らずやりたいことを全力でやってほしいです。
もしボランティアをやってみたいと思っているけど一歩踏み出せない人は、家族や身近な友達にボランティアってどう思う?とか、一緒にやってみない?と声をかけてみるのも一つの方法だと思います。少しずつ進んでみたらいいと思うし、進んでみたらいろんな道につながると思います。ゆっくり進んで行きましょう!

参考

(*1)学生CO:学生コーディネーターの略称。ボランティア紹介やイベント啓発活動を通じて関西学院大学のボランティアの活性化に取り組んでいます。

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