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墨谷 遼介さん(法学部2年生)

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活動参加回数:1回
参加した回:第15回(2019年11月)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
自分の中で災害に興味があったわけではないですが、学生CO(*1)として支援室で活動している時に熊本ボランティアのチラシが置いてあったので興味を持ちました。応募前の夏休みに学生COの先輩にボランティアに誘ってもらったり、いろんな団体の活動や交流会に参加をしていたので、ちょうどボランティアへの関心が高くなっていた時期でもありました。学生COとしてボランティア情報を紹介するだけではなく、自分も行ってみようと思い参加しました。

どんな活動をしましたか?
集会所で住民の方と交流をするのがメインの活動でした。アイスクリームの棒を3本組み合わせてペンで色を塗ってデコレーションをしてクリスマスツリーの飾りを一緒に作ったり、ツリーの組み立てやイルミネーションの設置をしました。その日は集会所の住民さんが少なく、急遽近所の幼稚園に訪問し、園児たちとツリーの飾りを一緒に作るなどの交流もできました。別日には寒くなる季節だったので、暖を取れるものをということであずきを使った手作りカイロも作りました。子供たちも懐いてくれて遊んだり勉強を教えたりもできました。

参加してみてどうでしたか?
活動に参加するまでは、災害ボランティアというとがれきの中に行って力仕事をするイメージでしたが、実際はそうではなくて考えることがいっぱいありました。地震の発生から時間が経っている中で行く意味は何なのかを考えたり話したりしながら活動をしていました。
被災してつらい思いをされているのは確かだけど、実際に住民さんと関わって、今を一生懸命たくましく生活をされているんだと感じました。住民の方同士でお話されている様子や子供たちの遊ぶ様子を見ていると、皆さんの日常を感じることができ、その中に自分もささやかながら活動で関われたので充実感にもつながりました。

参加する前と後で変わったことはありますか?
熊本の話題に注目するようになりました。台風や大雨のニュースなど実際に行ったことで、他人事ではなく自分の中で意識をするようになったと思います。
たくさんの人が関わるボランティアだと一人ひとりの交流が希薄になりがちですが、意識して声掛けをしてみたりするなど、ボランティアをする中で人との交流を丁寧に行うようになりました。また、被災した・被災していないは関係なく、その人その人ときちんとした関わりを持つことを意識するようになりました。
熊本現地ボランティア活動を経験したことで、これまで参加した活動を振り返り、もっと一人ひとりの交流を大切にできたんじゃないかなとも思います。

今に活きていることはありますか?
色んな活動の中で関わる人たちを大切にすることです。ボランティアは子供からお年寄りまで幅広い人がいて縦の関わりが多いですが、今は同世代の人たちとの横のつながりも大切にしたいと思うようになりました。
ボランティアをしていく中で、自分一人だけで活動ができるわけではなく、協力してくれる現地の住民の方や子供たちがいるからこそ自分たちが考えてきた企画が形になるんだと感じることができました。

ボランティアをする上で大切なことは何だと思いますか?
実際に活動する時に目の前のことに一生懸命になる、そんな姿を恥ずかしがらずに取り組むことが大切だと思います。ボランティア活動で関わる人は温かい人が多く、自分も前向きに自然体で活動することができました。ボランティアをする上で一緒に活動している仲間や住民の方とコミュニケーションを取ることを大切にしたうえで、その場で起こるひとつひとつの出来事に真正面から向き合うことが大切だと思います。

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
大学でこのような機会が与えられること自体、学生ならではだし、学生COとして活動をしている中でチラシを見つけられたのもそうだと思います。
社会人になると事前にメンバーが集まってミーティングや準備をして活動に臨むことが難しくなると思います。
自分がどのように関われるか、考えながら活動できたことは学生だからこそだと思うし、大学生は良い意味で色々なことにチャレンジできてのびのび活動できるし、幅広い年代の人から受け入れてもらいやすい存在だと思います。

最後に、メッセージをお願いします!
被災地の人たちとのつながりの中で、相手の人のことを考えて活動する大切さを学びました。災害ボランティアはいろんな形で支援ができます。こうだからこうしないといけないというような正解はなく、色々考えながら住民の方と交流し向き合いながら活動してほしいと思います。
ボランティアをしたいけど一歩踏み出せないという人は、なぜ踏み出せないのか理由を考えてみてほしいです。まだボランティアをやったことのない人は、実際にやってみたら楽しいし充実している活動で、終わってから活動を振り返ると良い経験だったと感じると思うので、難しく考えすぎずにまず参加してほしいです。
何か不安なことやわからないことがあれば支援室に来て僕や学生COに相談してほしいし、少しでも興味や関心があるなら自分のその思いにまっすぐ向き合ってほしいです!

参考

(*1)学生CO:学生コーディネーターの略称。ボランティア紹介やイベント啓発活動を通じて関西学院大学のボランティアの活性化に取り組んでいます。

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