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小谷 若菜さん(商学部3年生)

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活動参加回数:3回
参加した回:第11回(2018年11月)、第13回(2019年6月)、第15回(2019年11月)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
初めて参加したのは2018年の第11回の活動でした。当時1年生だった私はサークル活動や部活動などの団体に属していなかったこともあり、「何か新しいことに挑戦してみたい」と考えていました。ちょうどその時、教学web(*1)でこのボランティアの募集を見つけたので応募しました。参加した一番の理由は、知らないことを自分の目で見てみたい、確かめたいと思ったからです。

どんな活動をしましたか?
私は第11・13・15回の計3回参加しました。毎度、一緒に参加するメンバーの個性を活かした企画を行うことが多かったです。仮設団地の住民の方と餃子を作ったり、ダンスをしたり、小豆でカイロを作ったりもしました。

参加してみてどうでしたか?
様々な活動をしましたが、その中でも継続して行っていた戸別訪問が印象に残っています。実際に住民の方が住んでいるお部屋にお邪魔させていただく貴重な機会でした。またその場でじっくりと住民の方とお話をしたことにより、体験したことがない大きな地震を身近に感じました。そして実際に、熊本地震で大きな被害を受けた益城町を車で見て回りました。道路のゆがみを見たり、まだまだ手入れが行き届かない土地を見て町の現状を知りました。そういった状況であっても、熊本の方々はボランティアにきた私たちを毎回元気に、パワフルに迎えてくれました。ひとりひとりが思いやりにあふれており、熊本に訪れる度に元気を頂きました。

参加する前と後で変わったことはありますか?
ボランティアをするからには「頑張らないといけない」という気持ちがずっとありました。しかし仮設団地の代表の方に「楽しんでね、そうすれば周りの人も自然と楽しくなるから」とおっしゃっていただき気持ちが楽になり、仮設団地の住民の方々と話す時間を心から楽しもうと思えました。またそうすることで、仮設団地に遊びに来ていた子どもたちとも会話が弾み、熊本から帰る時には似顔絵のプレゼントまでもらいました。今でもすっと大切にしています。
そして熊本地震現地ボランティアを通して最も変わったことは、こうして自分が熊本地震やボランティアについて伝える側になったことです。ボランティア経験は少ない私ですが、活動後もチャペルでの活動報告をしたり、生協祭で熊本のサツマイモを使った甘酒を提供(売上は寄付)したり、熊本の今の状況や魅力を伝えるラジオ作成(*2)に関わったり、様々な機会を通じて伝えることにチャレンジするようになりました。

今に活きていることはありますか?
まずは自分で情報を集めることの大切さに気付いたことです。現地でお話を聞かせていただくことは勉強になります。ただ、まずは自分で情報を集めてみたうえでお話を聞くことにより自分が持っている先入観や少しの違いに気づくことができるのだなと思いました。
また、この熊本地震現地ボランティアで関わったメンバーからは、主に活動後の振り返りの時間(*3)で様々な考えを聞かせてもらいました。現地の人に聞いた話が同じでも、そういう風にとらえることもできるのかと、新たな価値観を学ぶことが多かったです、だから今でも、物事を見るとき考えるときは、できるだけ広い視点で見てみようと意識しています。

ボランティアをする上で大切なことは何だと思いますか?
常に感謝の気持ちを忘れてはいけないなと思いました。私たちはボランティアをする側で熊本に行きましたが、熊本の仮設団地の皆さんの協力があるからこそこの活動が成り立っています。ボランティアをする側、受ける側という風に見るのではなく、「どちらも支援者」だということを学びました。ボランティアにルールや形式はなく、正しいことをしているのかは分からないけれど、次につなげたいという思いで活動をしていました。そしてこうした活動を友達や後輩にも紹介して、支援の輪がつながっていきました。大切なことは、こうしたつながりを絶やさないこと、つまり「継続」だと実感しています。

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
学生だから特別何かできたということはないと思います。しかし、思い返してみると現地の方が「普段は見せないんだけど」とおっしゃり、仮設団地のお部屋の様子を見せていただいたり説明をしてくださりました。また、「普段はあまり話さない若い子たちと話せて嬉しい」とも言ってもらえました。
特別なわけではないけれど、私たちが来ることを楽しみにしてくださったことはとてもあたたかい気持ちになりました。お話をして少しでも寄り添うことができていたのかなと感じました。

最後に、メッセージをお願いします!
第13~16回の熊本地震現地ボランティアに参加した学生で、このボランティア活動で考えたことなどを書いたひとりひとりの思いが詰まった冊子を製作しました。ぜひ読んでみてください。そして様々な形のボランティアがあるということを、この記事を読んでくださった皆様にお伝えできていたら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

冊子「私たちと熊本の4年の歩み~熊本地震現地ボランティアを通じて考えたこと~」 PDFリンク

参考

(*1)教学web:関西学院大学の学生・教職員が使える学内ポータルサービス。
(*2)西宮市のコミュニティFM、「さくらFM」でラジオ番組を制作しました。
(*3)振り返りの時間:活動日の夜は毎日振り返りを行っていました。グループワークや全体での共有を通じて、言語化すること、多様な意見を聞くことを大切にしていました。

第11回熊本地震現地ボランティア活動 News お知らせリンク

第13回熊本地震現地ボランティア活動 News お知らせリンク

第15回熊本地震現地ボランティア活動 News お知らせリンク

熊本×西宮!学生有志によるチャリティー活動「うまイモん甘酒」 News お知らせリンク

ラジオ番組「熊本のみんなは元気だモン!~熊本地震発生から3年を迎えて~」 News お知らせリンク