シルク・ドゥ・ソレイユのディレクター
クロード・ブルボニエール 氏が講演

[ 編集者:国際学部・国際学研究科      2015年5月27日   更新  ]
クロード・ブルボニエール 氏

クロード・ブルボニエール 氏

シルク・ドゥ・ソレイユのディレクター、クロード・ブルボニエール氏を講師にお迎えし、第60回国際学部連続講演会を5月11日(木)に開催しました。ご講演、ディスカッションとも英語で行われ、学生・教職員約130名が参加しました。この講演会は、グローバル人材育成推進事業の特別講演会として、国際学部により実施されました。(司会:国際学部 鷲尾友春)。

“Why was the world’s biggest circus company born in Québec? ”と題したご講演で、ブルボニエール氏は主にシルク・ドゥ・ソレイユの歴史と経営方針についてお話しくださいました。

「カナダのBaie-Saint-Paulという街でストリートパフォーマーをしていたギ・ラリベルテ氏が才能のあるパフォーマーを集め、1984年にシルク・ドゥ・ソレイユを結成しました。当初は様々な文化を融合した芸術的かつアクロバティックな鍛錬を行い、シルク・ドゥ・ソレイユの特性を懸命に作り上げました。」

「現在、シルク・ドゥ・ソレイユは、芸術的な創造、演出、そしてパフォーマンスに献身する、ケベック発祥の国際的な組織となりました。私たちの使命は”世界中の人々の想像力をかき立て、感覚を刺激し、感情を引き出す”ことです。また観衆の視覚の記憶を変え、それを広げていく夢の創造者でもあります。」

「創設より約30年間、常にマーケットの成長と変化などに対応し続けきたことが成功の一つの理由です。もう一つ、世界各国で成功を収めるために、それぞれの国でその地域のエンターテイメントのマーケットを熟知している会社と強い絆のパートナーシップを結ぶことを大切にしています。例えば、日本では大手テレビ局と1992年からパートナーシップを結んでいます。これから新興国に進出する際にも必ず、現地のパートナーと揺るぎないパートナーシップを結ぶことが成功への道だと考えています。」

ご講演後には、学生代表・会場参加者とのディスカッションが行われ、どのような人がシルク・ドゥ・ソレイユのメンバーに選ばれるのか、組織内での文化的・言語的相違の克服方法と、各国での講演を行っているのか、今後シルク・ドゥ・ソレイユはどのように変化していくのか等、国際的に活躍するシルク・ドゥ・ソレイユにふさわしい質問が寄せられました。ご講演の最後に「国際的な考えを持った人間になるには英語を学ぶことはもちろん大切なことですが、異なる文化に適応する柔軟性も重要です。よりよい人間になるために他から学び、世界に心を開き、世界中の人とコミュニケーションをとってください。」と学生へアドバイスをくださいました。