2025.06.27.
国際学部志甫・大木ゼミが上海交通大学の学生とのCOILプロジェクトに参加しました

 4月末から1ヶ月、本学の協定校でもある上海交通大学の日本語学科の翻訳クラスで実施されたCOILプロジェクト*に、国際学部の志甫ゼミと大木ゼミの3年生が参加しました(*Collaborative Online International Learning:オンラインを活用した国際プロジェクト型学習)。
 このプロジェクトでは、中国の学生と日本の学生が4つのグループに分かれ、3回ずつ、中国及び中国人を取り上げた日本の新聞記事を題材に、その内容について日本と中国の双方の視点から議論を行いました。両国の文化や社会への相互理解を深めることが一つの目的です。議論の中では、日本人学生が日本語の意味や表現について説明することで、中国人学生の日本語学習をサポートする場面も多く見られました。
 5月26日の最終回では、全グループが参加する全体会として、活動報告が行われました。中国の学生からは、分かりやすい翻訳を目指して言葉を補ったり、文を簡潔にするなど、工夫した点や苦労した点が発表されました。
 参加した学生からは、
「記事の内容について、現地の人が実際にどう考えているのかを知ることができ、とても勉強になった」
「お互いの生活や文化について新たな発見があり、異文化交流がとても楽しかった」
「この活動を通じて現地の学生と仲良くなれたので、今後も連絡を取り合いたい」
といった声が寄せられました。
 両ゼミは秋学期に上海交通大学を訪れ、現地の学生と対面で交流を行う予定です。

※今回のCOILプロジェクトについては、上海交通大学のウェブサイトにもニュースとして掲載されています。
  https://mp.weixin.qq.com/s/xj6js-FiYIkU2pH6zIxJPA