ゼミ・研究室[人間福祉学部]

[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科       2014年4月1日   更新  ]

たとえばこんな研究テーマのゼミナールがあります。

子どもの幸せに貢献するソーシャルワークを創出する

社会福祉学科  芝野 松次郎 教授ゼミ

 子どもの生活を家庭、学校、地域といった環境の中で捉え、子どもの福祉(well-being)に貢献する“ソーシャルワーク”を考えます。ソーシャルワークの基本から実践方法の開発まで、ゼミのプロジェクトの中で、あるいは地域や自治体の取り組みに参加しながら具体的、体験的に学びます。ゼミのキーワードは、curiosity, creation, conveyanceという3つのCです。つまり、常に環境の中の子どもの生活や問題に関心を持ち、子どもの幸せに貢献するソーシャルワークを創り出し、それを広く伝えていくという姿勢を身に付けてもらいたいと思っています。

自分らしく生きられる社会の実現を目指す

社会起業学科  武田 丈 教授ゼミ

 難民、海外移住労働者、途上国の貧困に苦しむ人たちが自分らしく生きられる社会(共生社会)を実現するには、コミュニティ全体のエンパワーメント(*1)や、こうしたコミュニティを抑圧し続ける社会への当事者参加型のソーシャルアクションが必要となってきます。このゼミでは、参加型アクションリサーチ、フェアトレード(*2)、社会起業、自助活動といったオルタナティブ(革新的)な実践方法や研究アプローチを、海外のNGOなどとの協働活動を通して体験しながら学んでいきます。
  *1 : 自分たちで自分たちの生活をコントロールできるような力をつけること
  *2 : 適正な価格での商品の取引を通じて、途上国の生産者や労働者の自立や生活の向上を目指す運動

生と死・いのちについて考える

人間科学科  藤井 美和 教授ゼミ

 現代は、いのちに対する実感が薄れ、延命治療、安楽死、代理母、出生前診断など、いのちの操作にかかわる問題がたくさん起こっています。なぜこのような問題が起こるのか-ゼミではその背景に潜むいのちに対する態度を明らかにし、人間存在の意義、たましいの痛みやケアについて考えます。生命倫理、哲学、宗教学などの理論、ケアやその実践についての実証研究をもとに議論し、考察を深めます。また、自分自身の死生観を自己覚知するワークショップも行います。

野外教育・野外活動について考える

人間科学科  甲斐 知彦 教授ゼミ

 スポーツや健康科学に現れる諸現象を数理科学的方法によって評価することに興味を持ち、現在は、野外教育が競技スポーツにもたらす効果や野外活動でのリスクマネジメントについて研究しています。ゼミでは、数理科学的方法の習得や野外教育をテーマにした展開を考えています。