教員紹介

[ 編集者:文学部・文学研究科        2019年5月31日   更新  ]

文化歴史学科 日本史学専修の教員紹介です。授業関連情報などもご覧頂けます。

【教授】志村 洋(シムラ ヒロシ)

研究テーマ:日本近世史、大庄屋、地域構造

物質的な豊かさがあたりまえの現在の日本では、私たちは、日常生活での小さな不満を感じつつも、政治や社会全般については、現状肯定的―あるいは諦め的―な感覚を共有しているように思えます。そうした風潮を衝いて、最近では精神的な豊かさなどといった外皮をまとった復古的な言説があらゆるところで聞かれます。しかし、私たちが真に自立した市民として社会に参画してゆく上では、なによりも現状の社会における問題点を個々が自覚し、具体的に明らかにすることから始めなければなりません。現在、私は日本近世の村落史を専攻していますが、地域や時代によって様々な社会矛盾のあり様の分析を通じて、現代社会を考える手がかりにしたいと思っています。近世には多くの地域で、大庄屋と言われる百姓身分の役人が、領主の下で広域村落支配にあたっていましたが、その大庄屋による地域支配の構造と特質について、政治と経済の両面から考えていこうと思っています。

関西学院大学の研究者データベースへ 外部のサイトへリンク

【准教授】高岡 裕之(タカオカ ヒロユキ)

研究テーマ:20世紀、社会史、都市社会

専門は日本近現代史ですが、もっぱら研究対象としているのは第一次世界大戦期から高度経済成長期にかけての社会と文化です。日本では第二次世界大戦の敗戦までを「戦前」=「近代」、第二次世界大戦後を「戦後」=「現代」として二分する思考が広く存在し、「戦後日本」を20世紀の人類史のなかに位置づけるという認識は稀薄であったといえます。ところが近年の「構造改革」をめぐる議論では、「戦後日本」のあり方のみならず、20世紀的な考え方そのものが問題となっています。こうした現代社会の動きを的確に読み解くためには、「戦前」「戦後」という枠組みを超えて20世紀の歴史を全体的に捉えることが必要だと考えています。また従来の近現代史では、政治や経済の動きが重視されてきましたが、私は「都市化」や「大衆文化」といった人々の日常生活の次元における問題に着目し、「社会史」的方法を模索しながら上記の課題に迫っていきたいと考えています。

関西学院大学の研究者データベースへ 外部のサイトへリンク

【教授】中西 康裕(ナカニシ ヤスヒロ)

研究テーマ:古代国家の成立、六国史、河内

専門は日本近現代史ですが、もっぱら研究対象としているのは第一次世界大戦期から高度経済成長期にかけての社会と文化です。日本では第二次世界大戦の敗戦までを「戦前」=「近代」、第二次世界大戦後を「戦後」=「現代」として二分する思考が広く存在し、「戦後日本」を20世紀の人類史のなかに位置づけるという認識は稀薄であったといえます。ところが近年の「構造改革」をめぐる議論では、「戦後日本」のあり方のみならず、20世紀的な考え方そのものが問題となっています。こうした現代社会の動きを的確に読み解くためには、「戦前」「戦後」という枠組みを超えて20世紀の歴史を全体的に捉えることが必要だと考えています。また従来の近現代史では、政治や経済の動きが重視されてきましたが、私は「都市化」や「大衆文化」といった人々の日常生活の次元における問題に着目し、「社会史」的方法を模索しながら上記の課題に迫っていきたいと考えています。

関西学院大学の研究者データベースへ 外部のサイトへリンク

【教授】早島 大祐(ハヤシマ ダイスケ)

研究テーマ:日本中世史、室町・戦国・織豊時代

足利尊氏から織田信長の時代を研究しています。具体的には『室町幕府論 』で政治史、『足軽の誕生』で社会史、『徳政令』で経済史、『中近世武家菩提寺の研究』で宗教史を研究しています。書誌情報はWikipedia などを参照下さい。

関西学院大学の研究者データベースへ 外部のサイトへリンク