授業内容(学部の授業紹介) [教育学部](2012年度以前入学者用)

[ 編集者:教育学部・教育学研究科       2017年10月19日   更新  ]

幼児・初等教育学科共通の授業

教科教育に関する授業(幼稚園や小学校での教科や指導法に関する授業です。)

国語

国語

講義だけでなく、児童の言語生活の実態把握、社会的要請や受講者自身の問題意識等をもとに、調査や討議、発表等の主体的参加を重視した授業を行う。受講者自身が話したり書いたりすることの喜びの中で子どもたちに言葉の楽しさやすばらしさを感じ取らせていく教育のあり方をともに考えていきます。
書写では、姿勢と執筆、用具の扱い方、筆遣いを実習し修得するとともに、文字の筆順、字形の組立て方を学びます。

算数

算数

算数科を指導する際に、その背後にある学習しておきたい基本的な数学の内容を理解し、指導者として備えておくべき「数学的な考え方(幼児期の数量に対する感覚・関心を含む。)」を修得すること通して、算数科における実践的な指導力、教材研究力を養成することを目的とします。

生活

生活

〇幼稚園、保育所と小学校との連携の必要性について理解を深めます。
〇連携の基礎となる幼児や児童のさまざまな生活の実態について理解を深め、保育や生活科指導の 望ましい援助のあり方について学びます。

リメディアル器楽I

リメディアル器楽I

ピアノが弾けない学生など、音楽経験の少ない学生のみを対象とします。ピアノ演奏に必要な正確な読譜力等、音楽の基礎知識とピアノの基礎技能の習得を目標とします。
1クラス4名でのレッスンのほか、自主レッスン室(個室)も用意しています。

音楽IIA

音楽IIA

幼児教育機関や小学校で音楽の指導を担当できる音楽的能力を身につけることを目的とし、指導者として幅広い知識を習得します。子どもたちが音楽に興味を持ち、自発的に耳や心を働かせるような指導方法を工夫し、その感受性を広げる方法を探ります。また、子どもたちの能力に応じた様々な合奏形態に対応できる柔軟性を育み、実技を通して指導方法を身につけます。

子どもと音楽

子どもと音楽

総合的な子どもの成長発達の中で果たす音楽の役割を把握することを目標とします。講義ではまず、子どもが遊びや生活の中で音楽をどのように感じ取り表現していくのか、子どもの音楽的発達段階から理解します。その上で、幼稚園・保育所における音楽表現活動や小学校の音楽教育の在り方を概観します。さらに、子どもを取り巻く様々な音楽文化状況から、教育者としての音楽の価値観について考察します。

美術I

美術I

小学校の図画工作科や幼児の造形活動における平面的領域及び立体的領域について、発想・構想の能力と表現の技能を実習や講義を通して習得します。また、児童及び幼児の発達を踏まえ、それらの材料をどのように使用すればよいのかを考えながら、造形表現の楽しさを体験し伝え合うことを目標とします。

体育II

体育II

基本の運動、ゲーム、器械運動、水泳、表現運動、体つくり運動、陸上競技、およびボール運動の各領域における指導案を作成し、指導内容および方法について実践を通して習得します。また、教材を発展的にとらえることにより、子どもが体を動かしたくなる環境や指導技術のあり方についても検討します。

生活科教育法

生活科教育法

1 小学校教育における生活科教育の性格・意義を理解し、説明できるようになることを目指します。
2 生活科の授業を構成し、実践できるようになることを目指します。
3 授業評価を通して、授業を修正・改善できるようになることを目指します。

保育内容 表現I

保育内容 表現I

子どもたちは音楽に対して感性を働かせて心が動きます。またその感動を意欲的に表現しょうとします。このような心情、意欲、態度を育てるために、保育者は音楽活動において、どのように援助していくことが望ましいでしょうか。本講義では、音楽活動の意義を実践を通して理論的背景から明らかにし、内容、方法について感性と表現の視点から理解します。

保育内容 表現II

保育内容 表現II

乳幼児期における生活や遊びの中での豊かな造形表現は、自己認識を育み、コミュニケーションを通した他人との関係を築くとともに、感性や創造性・生きる力を培う上でも重要な意味を持ちます。本科目では、乳幼児の発達をふまえ、保育実践の場面における豊かな造形表現の考え方や内容、援助に関する力を養います。

教育方法論II

教育方法論II

将来の高度情報化社会に生きる児童に必要な情報活用能力を養成し、コンピュータ等の新しい情報手段の活用により教育効果を高める必要があります。本講義では、情報機器、視聴覚教材などの活用を通して教科に共通する授業の原理、授業構成、教育法について学びます。実際の授業展開に必要な情報を効果的に収集し、選択・加工・発信する情報処理の過程で必要となるコンピュータやネットワーク、アプリケーション等の活用方法を学び、情報機器、視聴覚教材を活用した授業を実施できる能力の向上を目指します。

幼児理解の理論と方法

保育における実際の姿を通して幼児を理解するための理論と方法を習得することが目標です。保育における指導には、幼児期の発達に関する知識を基に一人一人の幼児を理解することが不可欠です。この科目では、ビデオやエピソードを使い、実際の保育における子どもの姿を通して、幼児がどのように物や人との関わりを学び、自ら考える力を身につけていくかを理解する視点と方法を学びます。また、幼児の個人差や「気になる子ども」についても考え、異なるニーズをもつ子どもの理解と指導について学びます。さらに、保護者との連携など幼児理解と指導に関わる今日的課題についても考えます。

学外実習

体験実習I

幼稚園・小学校・保育所など教育・保育の現場で、1週間程度、教員や保育士の指導のもとに補助的な活動を行います。実習に出かける前には事前指導を、また、実習後には事後指導を行います。この実習では、教育実習や保育実習の実施以前に、実際の教育・保育の現状を理解し、将来、教員・保育士を目指す者としての自覚と責任感を持つようになることを目的とします。また、この実習を通して、教員・保育士としての基本的態度について学びます。

実地教育研究

幼稚園・小学校・保育所など教育・保育の現場に赴き、参観・参加実習を行います。また、実習に出かける前の事前指導及び実習後の事後指導を小グループに分かれて十分に行います。教育実習や保育実習の実施前に、実際の教育・保育を細かく観察し、実際に子どもたちとふれあうことを通して、教員・保育士の職務や子どもに対する理解を深め、教育・保育についての視野を広げることを目的とします。また、記録や指導案作成の基本を学びます。授業を通して教員・保育士を目指す者としての自覚と責任感をより強め、教員・保育士としての基本的態度を身につけます。



学外実習については、下記のページをご覧ください。

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