授業内容(学部の授業紹介) [教育学部](2012年度以前入学者用)

[ 編集者:教育学部・教育学研究科       2017年10月19日   更新  ]

幼児・初等教育学科 幼児教育コースの授業

保育に関する授業(主に保育士になるための授業です。)

音楽IIB

音楽IIB

保育現場における実践的な能力を養うためピアノの演奏技術のさらなる向上を図り、それらを基盤として、即興的な伴奏能力の育成、および音楽的活動への具体的な取り組み方を検討しながら、豊かな音楽性に溢れた保育者を養成することを目的とします。

社会福祉援助技術

社会福祉援助技術

保育現場で求められる社会福祉援助技術の理論と実際について学びます。具体的には、1)社会福祉援助技術の概要と歴史、2)方法及び内容、3)人権の尊重、自立支援、秘密保持等について理解すると共に、4)個別及び集団援助技術、地域援助技術について、事例を用いた演習を通して学び、援助者としての専門性を高めます。

小児保健I

小児保健の概念と意義について理解し、子どもの健康的な発育・発達について学ぶことを目標とします。また、子どもの発育・発達を阻む、疾病や事故についても学び、健康管理の方法や、事故に対する対策・予防措置等、保育のための小児保健について学習します。基本的な小児保健の知識と考え方を習得し、実際の保育に活かせるようにします。

小児保健実習

子どもの健康管理ができるような実践的学習をします。子どもの健康状態の観察方法や成長・発達の指標と評価とその方法を学びます。また、発達過程に応じた関わり方、養護の実際、看護の知識と技術、安全な子どもの養育環境の確保や救急処置の方法などを習得します。これらのことを乳児人形や育児用品を用いて具体的かつ体験的に学びます。

乳児保育

乳児保育

1.乳児保育の理念及び役割等について学びます。
2.保育所、乳児院等における乳児保育の現状と課題について理解します。
3.3歳未満児の発育・発達を支える生活と遊びについて理解します。
4.乳児保育の計画、保育の方法、評価等について学びます。
5.乳児保育における保護者や関係機関との連携について学びます。

障害児保育I

障害児保育I

多様な障害についての基本的知識を深め、特別な配慮・支援を要する乳幼児とその家族、および関連機関との関わりについて学びます。また、障害をもっている子どもが集団生活の中で、他児とかかわり、共に育ち合うための援助について、保育者の役割と課題を考察します。

養護内容

児童福祉施設における援助に必要な知識・態度・技術を、実際の援助事例や模擬的な生活プログラムの作成等を通して具体的に学ぶと共に、保育士の役割と使命について考察し、児童観や養護観を養うことを目標とします。

学外実習

保育所以外の児童福祉施設での保育実習を通し、福祉職の性格と保育所以外の児童福祉施設の機能及び保育内容に関する総合的な理解を深め、施設養護に携わる保育士としての基礎的技能を身につけるとともに、保育士の職業倫理を培うことを目的とします。具体的には、居住型の児童福祉施設での実習を行い、施設を利用する子どもについての理解、保育士の職務内容についての理解を深め、養護活動の実際について学びます。



学外実習については、下記のページをご覧ください。

学外実習(教育実習、保育実習等)別ウィンドウで表示

幼児・初等教育学科 初等教育コースの授業

小学校教育に関する授業(主に小学校教員になるための授業です。)

社会

小学校における社会科教育の目標・内容について学びます。身近な地域から世界へ、経済や歴史等大きな分野を包含するので、学習指導要領の内容理解を中心に、社会科の教科理論(成立過程、教科目標、教科内容、指導要領の変遷と改訂の理由など)を理解することを目標とします。

理科

理科

小学校理科の授業をする際に必要な幅広い教材研究と、それらの指導法の実践力を養います。理科は、生徒が単に教科書に記載されている自然の事象に関する知識を学ぶだけでなく、それらの学習を通して児童が自然の事象に興味を抱き、自ら考え、科学的なものの見方、考え方を培うことができるような授業を目指して、教師自身が授業を日々つくりあげていくことが必要です。

課外授業の様子です。ニュースへのリンク

家庭

家庭

小学校家庭科の理念、目的、学習内容を理解します。「家庭」の基礎知識•技術を身につけ、指導を実践できる能力を養います。男女が生活の主体として共に生きるという視点をもって、人間にとっての家族の意義や、子どもの成長の場としての家庭のあり方を生活面から考察し、家庭科教育の課題へとつなげて検討します。

理科教育法

理科教育法

小学校理科の目標と内容、方法、評価に関する知識、技能、考え方についての理解を理論的知見を得させ、理科授業の展開の資質を育成します。理科教育の特質と目標を小学校学習指導要領より学び、理科指導の理解を深めます。生命、粒子、エネルギー、地球の各領域の指導力を育成します。

音楽科教育法

音楽科教育法

小学校音楽科の授業づくりをテーマとします。
小学校の音楽科の授業づくりについて理解し、実際に授業づくりができることを到達目標とします。

算数科教育研究

小学校の算数から高等学校の数学までの数学教育を見通し、数学教育に関する専門知識の修得をはじめ、専門数学への見識を高めます。小学校における算数の教育法は長年研究されており、その実際を通観しながら、現在の算数科教育の実践方法を学びます。

図画工作科教育研究

図画工作科が我が国の教育課程の中で、どのように変遷していったのか考察し、その上にたって現在の教科としての目標、内容構成、授業、評価、課題について学習します。また、実際の授業実践や作品を参考にして、図画工作科の持つ広がりと、それに伴う表現のための材料や用具の広がりにも着目して学習します。

児童英語I

子どもに英語の音声を楽しく効果的かつ正確に導入できるよう、音声の指導法などを実践的に学びます。また、子ども同士、子どもと大人、大人同士の会話など、状況をふまえた挨拶や簡単な英語表現等を教えられるよう、さらに英語会話運用能力を高めるとともに、子どもへの教授法を踏まえた英語の学習法を学びます。