[ 教育学部 ]カリキュラム
2021年4月より新カリキュラム始動
カリキュラム構成(2021年度以降入学生用)
関西学院大学教育学部は、キリスト教主義を基本とし、「子ども理解」を教育の軸とした実践力・教育力・人間力を持った教育者を育成します。「子ども理解」とは、単に専門的な知識を得るだけでなく幼児から児童期、思春期にかけての子どもの成長・発達を十分に理解することであり、教育学部での学びの基礎と位置づけています。理論で学んだことを実践でより深く理解するため、実習やフィールドワークを体験できる機会があり、4年間で理論と実践の学びを積み重ねていきます。人を育む人になる。そのような人材の育成をめざしています。
※下記のカリキュラムは、2021年度以降入学者用のものです。
総合教育科目
キリスト教主義と国際性を標榜する関西学院大学教育学部生として、人として生きる構え(「人間力」「実践力」の基礎)と外国語力の基礎(「人間力」「教育力」の基礎) を学ぶための共通科目群です。
専門教育科目
理論と実践を往還する「教育学」という学問分野の多様な学びを通じて、教員を養成することを主たる目的とした本学部の専門教育科目群。その内容を「共通専門教育科目」「教育学コア科目」「教育内容探究科目」「特別支援教育科目」「教育実践科目」に分類し、まず、学部としての共通の学びとコースの専門性に根差した学びを通じて子ども(人間)と教育を理解するための基盤を形成し、そこから学生自身が主体的により翼を広げて、発展的に教科の教育内容を探究することに、また特別支援教育の専門性を身につけることに挑戦できるようにカリキュラムを編成している。「子ども理解」を中核に「実践力」「教育力」「人間力」の調和的獲得とコースごとの専門性の形成を目的としている。
幼児教育学コア科目
幼児教育学コース
幼稚園教員免許および保育士資格取得に必要な科目
初等教育学コア科目
初等教育学コース
小学校教員免許取得に必要な科目
教育科学コア科目
教育科学コース
教育科学の諸領域について多角的に学ぶための科目
実習カリキュラム(2021年度以降入学生用)
学生が万全の状態で実習に参加できるように、きめ細かい支援体制を整えています。
関西学院大学教育学部には、講義や演習で学んだ知識を実践の場で活かし、実践を研究に活かすため、充実した実習カリキュラムが設けられています。
法規で定められた実習以外に独自の実習が2年生から始まります。学生が万全の状態で実習に参加できるよう、「実習支援室」を設置し、細やかな支援体制を整えています。
2021年度以降入学生用
多様な実習プログラム
アクティブラーニングを実現するキャンパス環境
教育の「今」をつかむ理想的な学びのフィールド
教育学部の聖和キャンパスには、関西学院幼稚園が併設。近隣には小学校もあり、日常的に子どもや保護者、保育者とふれあえる機会に恵まれています。学内設備を充実しており、キャンパス内外で学びながら、教育者として成長できる環境です。
卒業後に即戦力として教育のあらゆる現場で活躍するためには、講義の中で確かな知識を習得するとともに、学んだ知識が実際の教育現場でどのように活かせるのかを知ることが必要です。そのために教育学部のカリキュラムは、実習科目やフィールドワークを数多く設けています。在学中は関西学院初等部や教育学部と同じ敷地内にある関西学院幼稚園、聖和乳幼児保育センターをはじめ、幼稚園、保育所、学校などたくさんの教育現場を経験。実際に子どもたちとふれあうなかで、課題や目標を発見しながら教育者に求められる力を育むことができます。