関西学院張記念館レクチャーコンサート
関西学院張記念館レクチャーコンサートについて
関西学院張記念館レクチャーコンサートは、「関西学院張記念館(旧 関西音楽学研究所)」で開催するレクチャー付きコンサートです。
弊学は、西日本で最も古くから音楽学研究に取り組んできました。本演奏会は、関西学院大学に音楽学の礎を築いた張源祥(1899–1973)の「音楽学の普及と発展を図る」という遺志に沿って始められたものです。1984 年に始まったこのコンサートは、当初は卒業生でもある山田耕作を軸に据えて取り組んでいました。コロナ禍による中断期間を経て、2024年度から活動を再開しています。
第58回 関西学院張記念館レクチャーコンサート
2024年7月6日(土)に、第58回 関西学院張記念館レクチャーコンサート 意外と知らないマンドリンのこと——明治・大正期のロマン、そして現代へ」を開催いたします。
第58回 関西学院張記念館レクチャーコンサート チラシPDFファイル
第58回のテーマ
今回のテーマは、部活動などを通して日本で広く長く親しまれているマンドリンです。マンドリンはイタリア発祥の弦楽器ですが、海を越えて明治末期に日本へ運ばれ、大正期に広く普及しました。今日の日本は、世界一の「マンドリン大国」と言われるほど、演奏者が多いことで知られています。本コンサートでは、日本のマンドリン界において、演奏者としてはもちろん、指導者や指揮者としても活躍中の石村隆行氏をゲストに迎えます。明治末期から大正期にかけての新聞や広告を参考にしながら、マンドリンが教育と深く繋がってきたことを、マンドリンの豊かな響きとともに紹介します。
日時
日時:7 月 6 日(土)14 時開演(13 時 30 分開場)15時30分終演予定
場所:関西学院張記念館(西宮市甲東園 1-11-12)
阪急今津線「甲東園」駅より徒歩5分 ※西宮上ケ原キャンパス内にはございません
プログラム
第1部 大学院生によるレクチャー「マンドリンってどんな楽器?」
第2部 石村隆行氏による演奏「マンドリンの音色を聴いてみよう」
リッジェーリ《フステンベルクの主題による変奏曲》
牧野由多加《春雪のバラード》
桑原康雄《じゃんがら》 ほか
第3部 石村隆行氏×大学院生 対談「日本のマンドリン演奏について」
お問い合わせ
関西学院張記念館レクチャーコンサート実行委員会
メール kg.lectureconcert@gmail.com
電話 0798-54-6212(関西学院大学文学部美学研究室)