中小企業診断士入門講座
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講座概要・特色
中小企業診断士試験の第1次試験の科目は、「A経済学・経済政策」、「B財務・会計」、「C企業経営理論」、「D運営管理」、「E経営法務」、「F経営情報システム」、「G中小企業経営・中小企業政策」の7科目です。そのための学習をすることによって、いわば、ビジネスに関する体系的な知識を身につけることができます。本講座は、本格的に中小企業診断士試験受験に向けた学習をするためのアプローチとして各科目の 概略を学習し、その後の学習の理解効率を上げることを目的とした入門講座です。
コンサルティング業務に関心のある方や、まずは中小企業診断士試験科目全体の概略をつかみたい方、資格取得までの計画を立てたい方等にお勧めします。
中小企業診断士とは?
中小企業診断士は国家資格で、日経産業新聞の調査によると企業が社員に取得して欲しい資格の上位にもランキングされており、学生時代に取得を目指す人も最近増えてきている資格です。
中小企業診断士は、一言で言えば経営コンサルタントとして必要な実力を保持していることが認められている人ということになります。具体的には、「企業経営者に対して経営上のアドバイスとサポートを行う」プロの経営コンサルタントですが、経営者にアドバイスができるということは、自らもビジネスプラン(事業のアイデア)を持った「優れたプロの経営者にもなれる」ということです。
これからの企業経営者に求められること、それは世の中及びライバルを客観的に分析し(敵を知り)、自社の強みや弱みを分析したうえで(己を知る)、勝ち残るための戦略を構築する力とその実行力といえるでしょう。
中小企業診断士の役割は、企業からの依頼をもとに企業の経営状態について診断し、診断結果の報告やアドバイスをすることです。中小企業診断士になるために勉強することは、企業経営を深く理解し、自らがこの競争社会を勝ち抜く力を身につけられるということです。マーケティング、財務、法律、人事管理など多岐にわたる知識を持つ人物はまさに企業が求める人材そのものです。
中小企業診断士資格取得によって、より重要な責任ある業務をまかせられるなど、企業内でも高く評価されています。ビジネスモデルが複雑になっている現代において、中小企業診断士活躍の場は広がっています。