[ 国連・外交統括センター ]センターの紹介

目的・目標

国連・外交統括センターは、本学のミッションである「スクールモットー“Mastery for Service”を体現する、創造的かつ有能な世界市民の育成」に基づき、国連・国際機関職員や外交官などの国際公共分野のリーダーを養成・輩出することを目指して、SGU事業(文部科学省「スーパーグロ―バル大学創成支援」採択事業)の5本柱の一つである「国連・国際機関ゲートウェイ創設」事業の推進のため、2017年に設置されました。2023年度にSGU事業は終了し、現在は、学部副専攻「国連・外交プログラム」の提供をはじめ、国連機関等でのインターンシップにおけるサポートや国際機関へのキャリア支援を長期的に実施しています。

概要

1.学部副専攻「国連・外交プログラム」

学部副専攻「国連・外交プログラム」は、将来、国連・国際機関や外交官として世界の公共の場で活躍するリーダーを養成することを目的とした学部レベルの複数分野専攻制(MS)特別プログラムです。修了後の大学院進学やその先のキャリアの備えとして、基礎的な国連・外交の知識習得、国連セミナーや国際ボランティアによる実践的な学びなどを通じ、地球規模の諸課題を解決するための力を養います。

2.国連機関等インターンシップ

本学は、多くの国連機関等とインターンシップ協定を締結しており、これまでに多数の学生(主に大学院生)を国連・国際機関にインターンシップ派遣してきた実績があります。国連その他機関でのインターンシップにおけるサポートを当センターが実施しています。

3.関西学院大学国際機関人事センター(キャリア支援)

2015年9月に新設した関西学院大学国際機関人事センターが中心となって、外務省国際機関人事センター等とも連携し、国連・外交のキャリアを目指すための準備をサポートします。本学の学生を中心に、キャリア・ガイダンスやカウンセリング、コーチング、情報提供などを実施しています。

4.国連グローバルコンパクト支援関西学院大学センター

国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、企業・団体が社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための国連のイニシアチブ(枠組み)です。本学はUNGCに加盟すると共に、主に西日本においてUNGCの理念・取組みを浸透させるためのリーダーシップを担っています。

関連情報

総合政策研究科 国連システム政策専攻(2025年4月開設予定)

大学院副専攻「国連・外交コース」の募集終了に伴い、2025年度より新たに、総合政策研究科「国連システム政策専攻」、および同研究科が他研究科生・他専攻生向けに提供する大学院副専攻「国連システム政策」が設置されます。

本学が積み上げてきた国際機関職員養成のための取組みや実績を基礎とし、国連システムの各機関や国際協力の分野に関する政策研究を通じて、プロフェッショナルな人材輩出に特化する修士課程、大学院副専攻です。