[ 国連・外交統括センター ]センター長挨拶

国連・外交統括センター長 神余 隆博

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関西学院は創立以来、“Mastery for Service”をスクールモットーに、世界市民の育成を実践してきました。
この理念に従って、国連・国際機関職員や外交官などの国際公共分野のリーダーを輩出するために計画されたのが「国連・国際機関へのゲートウェイ構想」です。この構想は、2014年度に文部科学省に採択されたスーパーグローバル大学創成支援事業の「グローバル・アカデミック・ポート」の5本柱の一つとして立てられています。

多極化を深めるこれからの世界において、平和や人権、人道などの諸分野で国連や国際機関、外交が担う役割はますます大きくなり、今後より一層、国際公共の舞台で日本人が活躍することが求められます。

国連や外交分野で働くにふさわしい使命や資質は、まさに本学が掲げるビジョン・ミッションと合致しています。
ゲートウェイ構想の核となる大学院副専攻「国連・外交コース」、および大学MS「国連・外交プログラム」などを通じて、学生の皆さんが世界に通用する高い専門性とコンピテンシーを身に付け、将来、真の世界市民として活躍することを心から願っています。
 

神余隆博 教授 プロフィール

香川県出身。1972年大阪大学法学部卒業、外務省入省。2002年在デュッセルドルフ日本国総領事、2005年外務省国際社会協力部長、2006年国際連合日本政府代表部特命全権大使、2008年在ドイツ特命全権大使等を歴任。1996年博士号(法学)取得。2012年3月外務省退職。2012年4月より関西学院大学副学長・国際連携機構長を歴任。ドイツ功労十字勲章、フランス・シュバリエ勲章を受章。2017年4月より国連・外交統括センター長。