[ 司法研究科 ]在学生のロースクール生活

未修者コース

大学新卒者で、基礎からしっかり学んで法曹を目指したい方
社会人経験者で、法曹資格を取ってキャリアチェンジしたい方

未修1年生 Aさんの場合 関西学院大学法学部法律学科卒業

アクセス良好なキャンパスで司法試験を見据えた質の高い授業に臨めます。

ロースクールをめざした理由

関学ロースクールOBの弁護士の方が原告団に加わっている裁判を傍聴したことが、ロースクールを目指すきっかけとなりました。
その裁判は、旧優生保護法によって強制的に不妊手術を受けさせられた精神障害者や知的障害者が原告となり、国に対して損害賠償請求をするというものでした。旧優生保護法は精神障害者に強制的に不妊手術をすることを合法としていました。私は「こんなことが法律で許されていたなんて、おかしい。何とかしたい」と思いました。しかし、当時の私には被害者に賛同する署名をすることしかできませんでした。その時に、私は弁護士になって自らの手で人々を助けると誓い、ロースクール進学を決意しました。

入学後に感じた関学ロースクールの魅力

授業が未修生に寄り添ったものとなっていることが一番の魅力だと思います。私は、一人で教科書を読んでも理解をするのに時間がかかるタイプでした。そんな私にとって、教科書を分かりやすく簡潔に説明してくださる先生方の授業が大きな支えとなりました。また、司法試験を意識した授業設計になっていることも大きな魅力です。例えば、毎週授業内で実施される小テストは司法試験の短答試験に直結しますし、1年生の段階から司法試験の論文の書き方について教えてくださる先生もいらっしゃいます。このような質の高い授業を受講できることが、関学ロースクールの魅力だと思います。
アクセスに関しても、阪急「西宮北口」駅からすぐのところにあるので、通学の面から見ても非常に便利です。通学が楽ということは、それだけ勉強に時間を費やせることにつながると思います。

1日のスケジュール Aさん

1週間のスケジュール Aさん

春学期 Aさん

秋学期 Aさん

既修者コース

法律の基礎知識を生かして、最短で司法試験合格を目指したい方
本学では法学部4年+法科大学院2年で学修されている方はもちろん、最短=法学部3年(早期卒業)+法科大学院2年で修了した方の司法試験現役(初回)合格実績があります

既修2年生 Bさんの場合 関西学院大学法学部法律学科(司法特修コース)卒業

コミュニケーションを取りやすい少人数制の授業で指導熱心な先生方に丁寧に指導いただいています。

ロースクールをめざした理由

大学卒業後は、4年ほど法律事務所でパラリーガルとして法律実務に携わる仕事をしながら勉強を続け、予備試験から司法試験に合格したいと考えていました。しかし、成績は全く伸びず、短答式問題すら突破できない日々が続いていました。ある日、仕事を担当していた弁護士の先生から、「君のようにセンスのない人間はロースクールで徹底的な訓練を受けた方がいい」と言われ、自分のペースで勉強していては一生合格できないと気付き、ロースクールで厳しくも効果的な訓練を受けたいと考えました。

入学後に感じた関学ロースクールの魅力

私が個人的に感じている関学ロースクールの最大の魅力は、少人数制で先生方との距離が近いことです。他校に比べて1学年の人数が少なく、先生方とコミュニケーションを取りやすいため、授業内容の質問や起案の添削などにも丁寧に対応していただけます。
また、先生方は指導熱心で、授業中だけでなく、授業内容を自習室で復習している時に疑問に感じた事項について授業時間外にメール等で質問をしても、驚くほど短時間で解答してくださいます。先生方がお忙しい時などは早朝や深夜に返信いただけることも少なくなく、あまりの早さと丁寧さに、自分ももっと頑張らなければならないと発奮します。
ロースクールでの学習は心身ともに疲弊していきますが、そのような状況において、熱意ある先生方から迅速丁寧なご指導をいただける環境は、自分を奮い立たせることができます。 

1日のスケジュール Bさん

1週間のスケジュール Bさん

春学期 Bさん

秋学期 Bさん