第11回国連グローバル・コンパクト日中韓ラウンドテーブル参加報告(桑原 志帆)

[ 編集者:国連・外交統括センター       2019年10月4日   更新  ]

「第11回国連グローバル・コンパクト日中韓ラウンド・テーブルに参加して」

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桑原 志帆
(Kuwahara, Shiho)
国際学部国際学科 4年生

開催地: 中国 山東省 済南市
実施期間:2019.8.20~8.22




●参加したきっかけは?

国連ユースボランティアプログラムでザンビアの国連広報局に派遣された経験から、貧困問題や環境問題などの地球規模課題やSDGsに対する一般市民の意識を高める方法に関心があり、今年の日中韓ラウンドテーブルのテーマが”企業が生物多様性保護のためにできることはなにか”ということを知り応募しました。

●プログラム内容は?

<1日目>
日中韓それぞれの学生の自己紹介や生物多様性に関するクイズなどのアイスブレーキングから始まりました。楽しいアクティビティを通して互いに打ち解けた後に、事前のミーティングで決められていたチームに分かれ、次の日のプレゼンテーションの準備に取り掛かりました。夜中までホテルのロビーであれこれ議論しながら発表資料を作成するのは大変でしたが、充実した時間でした。

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アイスブレイキングにて

<2日目>
日中韓ラウンドテーブル本番当日。私たち学生の発表は午後からだったので、午前中はリラックスして日中韓それぞれの企業のSDGsに関わる活動についてのプレゼンを聞くことができました。
午後からは、前日の夜遅くまで準備したプレゼンを各チームが発表していきました。緊張しましたが、悔いなく終えることができました。

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企業訪問での記念撮影

<3日目>
午前中は、済南市にあるThe Global Supply Chain Innovation Cooperation Demonstration Parkという貿易や文化に関する交流センターのような施設を訪れました。その施設は世界中の企業がそれぞれの持つ情報を交換する場として建設されたものらしく、様々な国の製品が展示されていました。午後からは、オプショナルツアーとして大明湖を観光しました。美しい蓮の花と静かな湖が印象的でした。

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大明湖にて仲間たちと共に

●学んだこと・感じたことは?

これまで欧米、東南アジア、アフリカにある様々な国を訪れてきましたが、今回、国連グローバル・コンパクト日中韓ラウンドテーブルに参加して、今までで一番”異文化”を感じました。同じ東アジアでも、こんなに各国で意見の主張の仕方やグループワークの進め方などの特徴に違いがあるとは想像しておらず、とても面白かったです。大げさな言い方かもしれませんが、外交の難しさを肌で感じました。
また、これまで国際機関やNGOなどの公共性に重きを置くアクターについて学んできた私にとって、企業がどのような立場からSDGsや地球規模課題にアプローチしているのか学ぶことができたのは、大きな収穫でした。

●参加に必要な準備は?

事前ミーティングでの積極的な参加と、事前にテーマに関する知識を蓄えておくことです。時間がほとんどない中で発表準備を進めていく必要があるので、出発前のオンラインでの事前ミーティングで、どういう順序で自分のチームがプレゼンを作成していくのか、きちんと把握しておくことが重要です。また、現地での議論にスムーズに参加するために、事前にテーマに関する知識、語彙などを増やしておくことが大事だと思います。

●さいごに(帰国後、経験を活かしてやりたいこと等)

日中韓グローバルラウンドでは各々の興味分野を極めようとしている熱心な学生が多く、とても刺激を受けました。私も負けていられない!という気持ちでこれからも学業に励んでいこうと思います。
また、企業がどのような立場からSDGsや地球規模課題にアプローチしているのか、よく理解することができたので、今後の自分の進路選択に役立てていきたいと思います。

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