2018.05.16.
国連WFP×関西学院大学 丸の内講座「ワールドカフェ」開催(5/15)

関西学院大学と世界食糧計画(WFP)日本事務所は5月15日(火)、東京丸の内キャンパスで「丸の内講座特別企画 ワールドカフェ」を開催しました。

本企画は「激動の中の国連:人道支援と開発協力 ~WFPの人道支援とジェンダーの取り組み・ロヒンギャをケーススタディとして~」と題し、焼家直絵WFP日本事務所代表と村田俊一関西学院大学国連・外交関連プログラム室長によるパネル形式で実施されました。

セッションの様子

冒頭ではWFPの概要紹介から始まり、物資支援や緊急支援の活動、ロヒンギャ問題の現地状況や国連としての役割、特に女性への支援や課題などについて、白熱した議論が交わされました。
セッションには、国際機関や国際公共分野に関心を寄せる大学生や大学院生、社会人など45名が参加し、第一線で活躍する講師の経験に基づいた話に熱心に聞き入っていました。
また、「ロヒンギャ問題に関するミャンマー国内外の世論のかい離の中でどう活動するか」「物資などではない見えない支援を成果にどう結びつけるか」など、多数の質問が寄せられ、講師と参加者による活発なディスカッションが展開されました。

焼家氏

焼家WFP日本事務所代表

また、ワールドカフェの前には大学院「国連・外交コース」説明会も開催され、8名が参加しました。関西学院大学では2017年度4月より大学院副専攻「国連・外交コース」を開設し、国連や国際機関、外交分野を目指す人材の育成をスタートしています。今後も東京丸の内キャンパスを拠点として在京の国連機関との連携を深めていくと共に、国際機関で働くためのキャリア支援や情報提供などを積極的に行っていきます。

大学院 国連・外交コース 別ウィンドウで表示

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